東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

雨の日のミツバチ

2012年04月23日 | 雑記帳
4月23日(月)曇り時々雨   今朝の気温12℃

雨の日が2日続いた。雨の日はミツバチが飛ばない。なんでも雨の時は花が蜜を出さないからだと言う。
確かに雨の時は花がしぼんで閉じてしまっているものもある。雨に流されて受粉がうまくいかないから
蜜を出して昆虫を呼ばないのだろうか、植物が進化の過程であみ出した知恵なのかもしれない。

今年、あわよくばミツバチの巣箱を増やす事が出来ないかと考え、ミツバチの分蜂群捕獲の為に買って来た
金陵辺というランの花が開花した。この花は日本ミツバチを誘う物質を出していると言う。
他にも誘因物質を出しているランの種類があるらしいが、この臭いに集まって来るのは日本ミツバチであって、
洋蜜(西洋ミツバチ)はそのような性格を持っていないというから不思議だ。

このミツバチ、世界に幾つかの種類がが生息し、亜種もかなりあるようだが、これが地域が違うと様々な違いを見せる。
生活様式から、性質、体格まで種々多様だから、この分野にも首を突っ込むのも面白いものだ。