皆さん大殿筋のリリースは得意ですよね?
では、どんな患者さんに大殿筋にアプローチしているのか?
ちゃんと自分の中で理由がありますか?
さて、私がこうやってEvernoteを書くことも残りわずかです。
もう少しの間、頑張っていきたいと思います。
今回のお話しは「あなたが患者さんに選ばれる理由」についてです。
患者さんがあなたを選ぶ理由は何でしょうか?
料金が安いから?技術が高いから?優しいから?あなたのファンだから?近いから?
では他の所でも近くて、安くて、優しくて、上手な先生がいたらあなたを選ぶ理由が無くなります。
最近近くでも新しい~〇〇整形外科~と言う場所が出来て、最新のオープン型MRIがあるそうな、、、
これでは前当院整形に「MRIがあるから」といった理由で来ていた患者さんは、来る理由が一つ無くなります。
これからの時代、大切なのは他との「差別化」です。
技術なんてのは来てみないと患者さんには伝わりません。まず、患者さんに来てもらわなければ、、、
それには、あなたの所に患者さんが来なければいけない理由を見込み患者に伝えなくてはいけません。
今来ている患者さんは「あなたでなければいけないから通院している」のでしょうか?違いますよね?
あなたの所に患者さんが来なければいけない理由を作りましょう。伝えましょう。
この間面白い整体院を見つけました。キャッチフレーズが、、、
「骨盤、腱板、僕の出番!!!」なんて書いてありました。面白いですね(=゚ω゚)ノ
これも患者さんが来る理由になります。面白いから。
この様な理由を作り、来ていない患者さんに伝えていく。
そうする事で、選ばれるセラピストになれるのではないでしょうか?
さて、本題です。
今回は、大殿筋です。大殿筋は皆さん知っていますよね?
実際にいつもリリースしていますよね?おそらく一番よく触る場所と言っても過言ではないでしょう。
では、なぜその大殿筋をマッサージしているんですか?
・そこが痛いと患者さんが言うから。
・なんとなく腰痛と関連ある筋だと思うから。
・カン
こんなんで治療していたら絶対だめですよ(;´Д`)
こんな事素人でも分かりますよ。皆さんはプロなんだからしっかりとした評価ありきの理由がある治療をして行かないとダメですよ。
では、初心に帰って大殿筋の特徴についておさらいして行きましょう。
・股関節の伸展、外旋、外転に関与。
・アウターマッスルである。
・大きい筋肉である。
姿勢維持、歩行に大きく関与。
こんな所があげられますかね(*‘ω‘ *)
この様な理由から、調整意義の大きな筋肉である事は間違いないですね。理由は省きます。
では、どんな人、どんな症状の人に大殿筋を調整したらいいんでしょう?
今回は大殿筋の股関節の外旋作用に注目してみましょう。大殿筋の外旋作用はけっこう強いです。
ここでアナトミートレインから大殿筋を含むラインを観てみましょう。
BFL(バックファンクショナルライン)です。
このラインは機能的ラインと言って回旋動作に大きく関与してくるラインです。
例えば、体幹の左回旋する時には右の大殿筋と左の広背筋が収縮します。
私は左回旋の方が得意ですから、こと回旋動作においては右の大殿筋と左の広背筋が良く働いていて短縮傾向にあると言えるでしょう。
しかし、ここで私の姿勢を観察してみますと、、、骨盤が前傾位で立位においては大殿筋が引き延ばされた状態で働いている事になります。この姿勢で大殿筋を良く使う回旋動作をしたりすると大殿筋が引き延ばされたまま働くことになるのでトリガーポイントが出来やすくなってしまいます。こうなると、いくら短縮しているであろう腸腰筋をリリースしていても、大殿筋のトリガーポイントまでは消えません。
大殿筋へのアプローチも必要になってきます。
もう一つ上のレベルの治療が必要ですね(=゚ω゚)ノ
こんな評価が出来ると治療の精度がもっと上がると思いますよ。
まあ、もちろん自分の努力も必要になってきますが、、、
仕事場だけの時間が勉強になっているようじゃ無理でしょうけど。。。
前仕事場の院長も良く言いますが、「どれだけ患者さんの為に自己犠牲出来るか」が大事だと思います。
本当に口だけじゃなく、患者さんの為に働いているのなら、患者さんの為にどれだけ自分の時間を使えるかですよね。
皆さんはどれだけ患者さんの為に自己犠牲をしていますか?
していいないですよね。。。
では、話しを戻してもう一度BFL(バックファンクショナルライン)についてです。
このラインは広背筋から上腕三頭筋にも連結しています。
大殿筋からは外側広筋にも接続しています。
これがどういう意味だか解りますか?
これらの筋も回旋動作に関与していると言う事なんです。
体幹の回旋時にROM制限、痛みが何処かに出るのであれば、この様な筋肉も評価してみると良いでしょう。
本当に関わっているから面白いです(*´▽`*)
上腕三頭筋なんかは頸部の回旋痛でも、腰部の回旋時痛でも関与していますよ。
まあ、信じるか信じないかは自由ですが、、、
果たしてあなたが信じる事は何でしょうか?自分に知識が無いから勉強会をしているんではないのですか?
こんな時はIDYです。
I(いいから)D(だまって)Y(やれ)。
冗談じゃなくて私自身もこれを意識しています。
確かにう~ん。。。と思う事も私も沢山あります。しかし、私以上に勉強してきた人達が言う事を疑ってかかるよりもとりあえず信じてやってみるんです。
やってみてから判断するんです。それも1回や2回で止めるのではなくやり続けてみるんです。
失敗ももちろんあります。
しかし、成功だけを取ろうとする人は、絶対に成功できません。
多くの、成功者ほど沢山の失敗をしています。
例えばエジソンです。
電球を発明する前にどれだけ失敗を繰り返したのでしょうか?
沢山の失敗をしてきた人ほど成功者になれると過去の時代が証明しているのです。
沢山失敗しましょう。絶対にその先には成功があります。
話しを戻して、最後に大殿筋とつながりが深い筋肉を紹介しましょう。
それは、ズバリ僧帽筋です。
これは大殿筋と構造が似ているんです。
下肢の土台が骨盤だとすると、上肢の土台は肩甲骨なんです。
この2つの表層を支える筋肉がこの僧帽筋と大殿筋なんです。
頸椎の動きと腰椎の動きがリンクしているように、この2つの筋肉もリンクしています。
良くあるのが、僧帽筋の固さが取れない時に大殿筋を調整してから僧帽筋をアプローチすると驚くほどに簡単にリリース出来る事があります。
こんなケースは僧帽筋の固さが大殿筋から来ている場合なんですね。
これも、しっかりとリリース出来ると言う条件があってこそ使える方法ですが、、、
皆さんもそれなりにリリースは上手になってきている?と思います。
しかし、出来る事を同じ様に繰り返していては手技のレベルアップにはなりません。
いかに患者さんに痛みなくリリース出来るようになるか?いかに早くリリース出来るようになるか?
同じ患者さんを毎日同じようにやるにしても、意識を変えるだけでもレベルアップする事が出来ます。
あなたの仕事はなんですか?
患者さんを治す事ではありませんか?
なら、真剣に患者さんの為に自分の時間を犠牲にしても、自分を高める為につかうべきではありませんか?
説教臭くなりますが、皆さんにプロ意識と言うものを持ってほしくてしつこく書いています。
口だけのセラピストにならないように。。。
今回は以上です。
おわり
では、どんな患者さんに大殿筋にアプローチしているのか?
ちゃんと自分の中で理由がありますか?
さて、私がこうやってEvernoteを書くことも残りわずかです。
もう少しの間、頑張っていきたいと思います。
今回のお話しは「あなたが患者さんに選ばれる理由」についてです。
患者さんがあなたを選ぶ理由は何でしょうか?
料金が安いから?技術が高いから?優しいから?あなたのファンだから?近いから?
では他の所でも近くて、安くて、優しくて、上手な先生がいたらあなたを選ぶ理由が無くなります。
最近近くでも新しい~〇〇整形外科~と言う場所が出来て、最新のオープン型MRIがあるそうな、、、
これでは前当院整形に「MRIがあるから」といった理由で来ていた患者さんは、来る理由が一つ無くなります。
これからの時代、大切なのは他との「差別化」です。
技術なんてのは来てみないと患者さんには伝わりません。まず、患者さんに来てもらわなければ、、、
それには、あなたの所に患者さんが来なければいけない理由を見込み患者に伝えなくてはいけません。
今来ている患者さんは「あなたでなければいけないから通院している」のでしょうか?違いますよね?
あなたの所に患者さんが来なければいけない理由を作りましょう。伝えましょう。
この間面白い整体院を見つけました。キャッチフレーズが、、、
「骨盤、腱板、僕の出番!!!」なんて書いてありました。面白いですね(=゚ω゚)ノ
これも患者さんが来る理由になります。面白いから。
この様な理由を作り、来ていない患者さんに伝えていく。
そうする事で、選ばれるセラピストになれるのではないでしょうか?
さて、本題です。
今回は、大殿筋です。大殿筋は皆さん知っていますよね?
実際にいつもリリースしていますよね?おそらく一番よく触る場所と言っても過言ではないでしょう。
では、なぜその大殿筋をマッサージしているんですか?
・そこが痛いと患者さんが言うから。
・なんとなく腰痛と関連ある筋だと思うから。
・カン
こんなんで治療していたら絶対だめですよ(;´Д`)
こんな事素人でも分かりますよ。皆さんはプロなんだからしっかりとした評価ありきの理由がある治療をして行かないとダメですよ。
では、初心に帰って大殿筋の特徴についておさらいして行きましょう。
・股関節の伸展、外旋、外転に関与。
・アウターマッスルである。
・大きい筋肉である。
姿勢維持、歩行に大きく関与。
こんな所があげられますかね(*‘ω‘ *)
この様な理由から、調整意義の大きな筋肉である事は間違いないですね。理由は省きます。
では、どんな人、どんな症状の人に大殿筋を調整したらいいんでしょう?
今回は大殿筋の股関節の外旋作用に注目してみましょう。大殿筋の外旋作用はけっこう強いです。
ここでアナトミートレインから大殿筋を含むラインを観てみましょう。
BFL(バックファンクショナルライン)です。
このラインは機能的ラインと言って回旋動作に大きく関与してくるラインです。
例えば、体幹の左回旋する時には右の大殿筋と左の広背筋が収縮します。
私は左回旋の方が得意ですから、こと回旋動作においては右の大殿筋と左の広背筋が良く働いていて短縮傾向にあると言えるでしょう。
しかし、ここで私の姿勢を観察してみますと、、、骨盤が前傾位で立位においては大殿筋が引き延ばされた状態で働いている事になります。この姿勢で大殿筋を良く使う回旋動作をしたりすると大殿筋が引き延ばされたまま働くことになるのでトリガーポイントが出来やすくなってしまいます。こうなると、いくら短縮しているであろう腸腰筋をリリースしていても、大殿筋のトリガーポイントまでは消えません。
大殿筋へのアプローチも必要になってきます。
もう一つ上のレベルの治療が必要ですね(=゚ω゚)ノ
こんな評価が出来ると治療の精度がもっと上がると思いますよ。
まあ、もちろん自分の努力も必要になってきますが、、、
仕事場だけの時間が勉強になっているようじゃ無理でしょうけど。。。
前仕事場の院長も良く言いますが、「どれだけ患者さんの為に自己犠牲出来るか」が大事だと思います。
本当に口だけじゃなく、患者さんの為に働いているのなら、患者さんの為にどれだけ自分の時間を使えるかですよね。
皆さんはどれだけ患者さんの為に自己犠牲をしていますか?
していいないですよね。。。
では、話しを戻してもう一度BFL(バックファンクショナルライン)についてです。
このラインは広背筋から上腕三頭筋にも連結しています。
大殿筋からは外側広筋にも接続しています。
これがどういう意味だか解りますか?
これらの筋も回旋動作に関与していると言う事なんです。
体幹の回旋時にROM制限、痛みが何処かに出るのであれば、この様な筋肉も評価してみると良いでしょう。
本当に関わっているから面白いです(*´▽`*)
上腕三頭筋なんかは頸部の回旋痛でも、腰部の回旋時痛でも関与していますよ。
まあ、信じるか信じないかは自由ですが、、、
果たしてあなたが信じる事は何でしょうか?自分に知識が無いから勉強会をしているんではないのですか?
こんな時はIDYです。
I(いいから)D(だまって)Y(やれ)。
冗談じゃなくて私自身もこれを意識しています。
確かにう~ん。。。と思う事も私も沢山あります。しかし、私以上に勉強してきた人達が言う事を疑ってかかるよりもとりあえず信じてやってみるんです。
やってみてから判断するんです。それも1回や2回で止めるのではなくやり続けてみるんです。
失敗ももちろんあります。
しかし、成功だけを取ろうとする人は、絶対に成功できません。
多くの、成功者ほど沢山の失敗をしています。
例えばエジソンです。
電球を発明する前にどれだけ失敗を繰り返したのでしょうか?
沢山の失敗をしてきた人ほど成功者になれると過去の時代が証明しているのです。
沢山失敗しましょう。絶対にその先には成功があります。
話しを戻して、最後に大殿筋とつながりが深い筋肉を紹介しましょう。
それは、ズバリ僧帽筋です。
これは大殿筋と構造が似ているんです。
下肢の土台が骨盤だとすると、上肢の土台は肩甲骨なんです。
この2つの表層を支える筋肉がこの僧帽筋と大殿筋なんです。
頸椎の動きと腰椎の動きがリンクしているように、この2つの筋肉もリンクしています。
良くあるのが、僧帽筋の固さが取れない時に大殿筋を調整してから僧帽筋をアプローチすると驚くほどに簡単にリリース出来る事があります。
こんなケースは僧帽筋の固さが大殿筋から来ている場合なんですね。
これも、しっかりとリリース出来ると言う条件があってこそ使える方法ですが、、、
皆さんもそれなりにリリースは上手になってきている?と思います。
しかし、出来る事を同じ様に繰り返していては手技のレベルアップにはなりません。
いかに患者さんに痛みなくリリース出来るようになるか?いかに早くリリース出来るようになるか?
同じ患者さんを毎日同じようにやるにしても、意識を変えるだけでもレベルアップする事が出来ます。
あなたの仕事はなんですか?
患者さんを治す事ではありませんか?
なら、真剣に患者さんの為に自分の時間を犠牲にしても、自分を高める為につかうべきではありませんか?
説教臭くなりますが、皆さんにプロ意識と言うものを持ってほしくてしつこく書いています。
口だけのセラピストにならないように。。。
今回は以上です。
おわり