津久井の養蚕～長い歴史に幕が

おはようございます。

無農薬栽培国産菊芋直販店の高城商店です。

明治1８年（1885年）今から138年ほど前は

青野原も含めた、旧津久井郡の全農家が

養蚕をしていたようです。

神奈川県の中でも特に養蚕が盛んだった

そうです。

　▲蚕の脱皮・・繭になるまで、4回します

しかし、昭和30年代になると、第二次、

第三次産業が発達して、後継者の若者が

そちらに流れていき、養蚕の担い手が

無くなっていきました。

旧城山町は2000年に幕が。
旧藤野町・2002年
旧津久井・2010年
旧相模湖・2010年

2010年（平成22年）の飼育を最後に

県内も含め長い養蚕の歴史に幕を

下ろしたそうです。

桑の木はとても強く、いまだに　かって

養蚕に使った名残がいたるところにあり、

自社の畑にもあるものですから、

それを毎日使っています。　

近所のお子さんに、この蚕を

見せたら、飼ってみたいというので

少しお分けしました。

植物も大好きなお嬢さんなんです。

小さい子は蚕を平気で触れるのに、

大人になると、”虫は苦手～”と

おっしゃる方が、結構います！

蚕は静かでおとなしいんですよね。

その分、生育中は手を抜かずお世話を

しなければなりません。

今日一日が 皆様にとりまして
良い日になりますように！

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