良かったなあ、ダマされなくて。

84歳になる実家の母から電話がありました。ヒマなので時々用もないのに電話して来たり、訪ねて来ます。
「さっきね～、変な電話があって、まあちょっとで騙されそうになっちゃったよ。」と何故かうれしそうに（珍しい体験だったから興奮気味？）

電話に出たら、低い男性の声で「久しぶりです。僕ですが。」
その声が 親戚のケンちゃん（父の姉の子・・つまり私のいとこ）ソックリで。
「ああ、ケンちゃん？久しぶりだね。お姉さんは元気？」なんて、母は疑いもせず話し始めたそうで。

その後、叔母さんは今ひとり？ とか、息子は何やってるの？とか、色々聞かれて。
うちの母はおしゃべりなので、ペラペラと個人情報を話したらしい。ケンちゃんなら兄貴がどんな仕事してるとか、父の調子がイマイチの事とか 知ってるんじゃないかと少しは思ったけど、ついつい乗せられて話してしまったらしいです。

そして、最後にその偽ケンちゃんは「実は頼みがあって、少しお金を貸して欲しい。」と言ったそうな。
そこで、母はあれっ？おかしいな。ケンちゃんはアイシンのお偉いさんなのに、そんな事を私に頼むとは思えない・・と気づいたらしく、咄嗟に「息子（私の兄）が横屋にいるから聞いてくるわ。」と受話器を置いて、15秒数えてから（笑）また耳に当てたら 電話は切れてたそうです。

良かったわ～オレオレに引っかからなくて。でも個人情報を色々しゃべってしまった。あんたが吉良で毎日店を切り盛りしてる事も言っちゃった・・と少しは反省した様子。

おしゃべりで明るい母だけど、余計な事を話しすぎる気が・・。こちらの義母もそうだけど。電話の相手が本当に知っている人か、ちゃんと確認しないとダメだよと、釘を刺しておきました。

内容に関係ないけど・・義母のお盆用のお花の写真を
（笑）