07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

9月3日関大④100周年記念会館東側

2007-09-03 21:26:47 | 活動報告
【調査地】関西大学④100周年記念会館南側・東側、慰霊碑周辺
【参加者】6名

【調査した木】16本。合格15本(今日の調査範囲で97年大木は5本)
【樹種】クスノキ5本、クロマツ3本、アラカシ・エノキ・プラタナス各2本、スダジイ1本
【場所別】100周年記念会館南~東側12本(←5本)、慰霊碑前ほか3本(←0本)

【今日のトピックス】今日の4回目で関大構内はすべて調査完了。97年調査で45本報告されているのに対し、今回はほぼ倍増の87本を確認した。
今日の調査は関大南側の山手町3丁目区域で100周年記念会館~関西大学会館の東側の狭い範囲で、97年調査で5本報告されているが、15本合格であった。

【主な内容】
①100周年記念会館南側斜面はアラカシ林で、内2本が断面積法でOK、そして記念会館の建物の直ぐ南側でエノキが合格した。
記念会館東側プール入口のプラタナスは97年調査で217cm、関大一高と表示されている木である。130cm高に枝分かれがあるため90cm高で測定したことから前回との比較は難しいが、97年調査比+48cm の275cm、と急成長していた。

②記念会館東南~関大会館南側の樹林では97年調査木のクスノキ2本、クロマツ・エノキ各1本に、クスノキ・クロマツ・プラタナスが各1本加わり4本→7本となった。エノキは見事な1本立ちの木で261cm→286cm(+25cm)と順調に成長していることがわかった。
③関大会館東側の慰霊碑周辺ではスダジイの大木、60cm高で1本立ち245cm、140cm高さで2本立ち断面積法224cmあり、もともと大学ができる前からあったか、植樹されたか不明であるが、姿の良い立派な木であった。

④関大構内を南北に分ける名神高速道上のロータリーにクスノキが植栽されているが、内1本が217cmで合格、関大での調査の最後を飾った。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  750本(内合格 661本・・・・・97年報告数 309本)
▲調査協力者数 延べ 321人