くすり屋さんの独り言in北京

ヤクザ・イシ(石原 洋一)のブログです。環境・自然に興味あり。最近、中国の環境問題にシフトしました。

「温暖化」で緊急に必要なこと

2007年09月11日 05時39分21秒 | Weblog
 私は以前(確か10数年前から)「大海の温度が上がり始めたら、もう止められない」即、対策が全球的に必要だと言ってきた。
 いわゆる南北問題(先進国と途上国との矛盾)という困難な問題を平行して解決策を考えないと「温暖化問題」は現実的に解決の方向にいかない。とも発言してきた。もっとも「ゴマメの歯ぎしり」で政党関係には全く無視された。
 近年、「海温の上昇」が多くのところで現実となった。私流に言えば「温暖化ストップ」はもう手遅れである。今は、どれだけ気温・海温の上昇程度を少なくするか・・という段階に入った。それとともに猛暑、旱魃による食料不足、使える水の不足、猛烈台風等の対策が緊急的に必要な具体策であると思う。もちろん「CO2削減」はやらなければ、もっと温度が上がってしまう。
 そこで「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の著者、中部大の武田邦彦先生のHPを見ていたら私と同意見を述べておられる。下記のURL参照
    http://takedanet.com/2007/09/post_0699.html

 日本は温暖化する、いやもう温暖化しつつある。という現実を直視して対策の順番を決めていかないと被害者は増える一方である。
 猛暑の日にはクーラーをつけなければ熱中症になる。今やクーラーをつけずに我慢するというのは自殺行為ともなる。他に集中豪雨対策、大風対策など緊急性がある。国民の生命の問題であり中部空港の滑走路を2本にしようかとか、沖縄に巨大な戦闘機の海上基地を日本の金で造るとか、設楽ダム建設や徳山ダムからの長大な導水路の埋設だとか、順番が違うではないか!と思わざるを得ないことが多すぎる。
 戦争は最大の環境破壊、CO2の発生源である。市民のチマチマした節エネルギー活動などミサイル一発で吹き飛んでしまう。
 日常生活の細かい活動は勿論大事である、が中国・インドの環境問題はどうするのかという大課題も残ったままだし、そうこう言っているうちに温暖化はドンドン進行している。
 みなさん、自分と家族の生命が一番大事です。熱中症にならないように、豪雨で流されないように、食料の確保もそのうち課題になるでしょう、使える水の確保は幸い日本は島国で他国と繋がっていないので少し安心ですが大陸では「水戦争」さえ現実実を帯びています。現にアフリカの内戦の原因は「水の確保をめぐって」が多いそうです。いつ回りまわって日本にも影響が来るかもしれません。
 その上でエコな生活を進めましょう。

 ふと武田先生のHPを見ていて「感じるまま」を書いてしまいました。
ご意見お待ちしています。

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4 コメント

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Unknown (ゆきーにゃ)
2007-09-11 09:14:32
私もishihara さんに同感です。

武田先生ってTVで見るかぎりですが、
発言の仕方に問題があるというか
なにか本心が伝わりにくいというか。
母が、先生のコメントを見て
『温暖化は嘘っぱちなのね・・・』と言っていました。


設楽ダム、mixi内でも、意見を聞いてみましたが、
無駄そうですよね・・・
反対運動をしている方が、もっと皆に知って
ほしいといっていました
なので、チョロッとでも、今度の
発表の紙の中に書きたいなっと思っています。

海上基地もやめてほしいですね。
わたしの大好きなジュゴンに影響が・・・
テロ特措法を延長しなければ、なにやら
建設に待ったがかかりそうなことをニュースで
見ましたが(細かい内容を忘れました)

世の中いい方にはまったく進んでいませんね

個人的に高野先生のお話内の温暖化について
楽観的だな~と思ったんですが。

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武田先生 (ishihara)
2007-09-11 21:39:34
実は私、武田先生って見たことが無いんです。
相当な変わり者みたいですね。

 しかし「日本環境会議」のメンバーに入っていますから、根は真面目な方だと思います。

 高野先生の「温暖化」の話、悲壮に訴えても温暖化がスピードを落とすことは実は現実的にはほとんど考えられないと私は思っています。
 今は冷静に各個人個人がやれることをやる。そして
一人でも多くの人を輪の中に加えることが大事だと思います。ヒステリックになっては、とても危ないと思います。ナショナリズムが再び欧州やアメリカで頭を上げています。
 多数が動く「山が動く」と誰かが言いましたが、そういう状況をつくらないといけません。
 多くの動く市民(行動する市民・協働する市民)が、どれだけ生まれるかがキーだと思うのです。
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Unknown (aika)
2007-09-23 22:34:25
私も武田教授、存知上げないですし、はずかながら著作を拝読したこともありませんが、紹介されているWebSiteの記事を見るかぎり、必ずしも間違っているとは思いませんでした。
暑いのをなんとかしようと思ったら、水を撒くより空調をつけるほうが楽でしょう。なるほど、と思いました。

でも、それはやはり対症療法でしかありません。
京都議定書が見せ掛けならば、それを如何に知り、伝え、改善点を見出すべきか、さらに他に何が出来るのか、それを本当の意味で考えなければいけないなと思いました。
ここにも、市民の力を発揮してほしいです。
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反省 (ゆきーにゃ)
2007-10-31 17:30:40
古い日記を掘り起こしてすみません。
突然武田先生の本を読む気になり、
第2弾のほうを読んでいますが、

温暖化の政治的利用や、リサイクルの
間違いについては、考えさせられ
武田先生の指摘が正しいのでは!っと
思いはじめました。

っと言うことは、巨額の税金を投入している
名古屋市の政策は失敗ですね。

かなり興味がでてきました。
武田先生について、あつ~く
討論したいです☆
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