まずはセキュリティネタから……

えーと、一番大きかったのは何と言おうとウイルスバスターの件でしょう。
にしても酷いと言うか、何と言うか……特にトレンドさんは官公庁に強い処ですから、そりゃもう営業の方はさぞ大変でしたでしょう。＞謝罪回りで

セキュリティ系blogを回られている方ならば、某新聞の論評のお馬鹿っぷりにはさぞ嘲笑された方も多いでしょうが……にしても新聞が第三者的視点を欠いた記事書いちゃマズイでしょ。例え自分の処がやられたとしてもね。

それと、トレンドの社会的責任だ道義だと騒いでいた一般市民共にもなかなか笑えた……つーか所詮アンチウイルスは「転ばぬ先の杖」の１本に過ぎないし、ましてやPCなんて所詮は道具……ふとした弾みで使えなくなる事だってありますともサ(藁)。

と、おちゃらけるのはこの辺にして、真面目な話、やはり日本人は「リスクマネジメント」が下手くそであるってのを再度認識した(つーか、未だにリスクゼロにする事が出来るって考えの人がいる事自体、何か情けないですが)のと同時に、PCが使えなくなった時の事を想定し準備する……所謂「コンティジェンシープラン」ってのを定めておくってのが重要であると確認した次第です。
何かコンピュータが無くてはならないような言いぐさをする方があられますが、つい10年程前はPCなんて殆ど入り込んでいなかった、入っていたとしてもワープロに毛が生えていた程度の時代があり、コンピュータ無しでも大概の仕事は出来ていた事を考えると、PCが無かったとしても、仕事ってのは(効率は落ちるにせよ)出来るんですよ。

何か、一旦便利になってしまうと、それが失われるって事考えている人って、どの位いるんでしょうね……。