月1回の写経の日。写経と写仏を交代でやります。
今日は写仏でした。
色鉛筆や絵の具で自分の好きなように色を塗るのです。
いろいろな仏様がいます。
仏様の世界はピラミッドになっていて、頂点にいるのは釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来、薬師如来、続く位は菩薩、菩薩にもいろいろあります。
その下の位は明王、天部、まあ様々位があって、そのまた中に細かく分かれているのは、会社組織と全く同じです。
それぞれに役割があって己の役割を果たすようになっているのだとか。
ひょっとして仏様の中には、もっと上の位に上がりたいと願うものもあったのではと信心深くない私は斜に考えてしまいます。
宗派によって違うので、修行は無理、理解は困難という庶民のために分かりやすく広まったのが浄土宗、浄土真宗。
さもありなん。それも歴史のなせる業と納得です。
そんな話も知識として聞くのは興味深いものです。
今日は、「大威徳明王」でした。
この明王は西の方向の守りを担っているそうです。
仏さまも役割分担をしているので、オールマイティーというわけにはいかなんですね。

小学生6年生の女の子、中学2年生の男の子も一緒に取り組んでいました。
約1時間すごく集中して取り組み、終わったらお茶の接待もしてくれました。
って、実はこのお寺のおうちの子ですから。
お寺の子は子どもの時からこうやって修行するんですね。えらいですねえ。

お寺の掲示板に掲げてある言葉は含蓄があります。
見つけると立ち止まって見ることもしばしばです。

「ほらそこに 自分の心に鬼がいるよ」
写経の会を終えて、ランチに。
俱楽部会員の人たちが集うおしゃれなレストランです。

蕪のクリームスープは絶品

海鮮ソースのパスタもこくがあって美味

ほうじ茶のプリンもおしゃれ。

お寺から高層ビルでの洋食ランチでした。
仏様の世界も階級社会、ならば、まだしばらく現世の楽しみを味わいましょう。
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