「花の絨毯 小湊鉄道ローカル列車華やかに彩る房総花のフラワーメドレー3日間」
とめいうった旅行に行ってきました。
1年間頑張ったご褒美として、ツアーに一人で参加しました。
房総半島は個人では回りにくいのでツアーの方が便利なのです。
旅行が大々的に再開され、政府の肝いり「リージョンペイ」のクーポンなど、今こそと、私だけでなくたくさんの方が参加されていました。
クラツーの日程は比較的ゆったりなので、シニア層が多いです。
一人参加の方が6人もいて、乗り物の中も食事も、つかず離れずで楽しくおしゃべりをしながら楽しく過ごすことができました。
一人って本当気楽でいいんです。
ほぼ同世代の女性4人と、男性1人、もうお1人は83歳女性の方で、滋賀県からの参加です。
その方、すごいです!
ちょっと耳が遠いんですが、バスの乗降もてきぱきされるし、なんといってもバイキングの食事ではびっくりするほどの量を食べてらっしゃいました!(私の倍くらい!)
どう見ても40~45㎏な小柄な方で、腰が曲がり、歩くときは杖を使っておられました。
でも、バスの中で隣に座っているときは、手帳に何やら熱心に記録をされていて、頭のクリアな方だなと感心していました。
ほかの方たちからも称賛の声が上がっていました。
他県から早朝5時に家を出て、一人でツアーに参加し、何でも一人てきぱきと行動する83歳!
自分が80代を超えてからも、一人で若い人の中に入って参加することができるかどうか自信はありませんが、これぞ私たちがこれから目標とする先輩です。
房総半島の代表風景である菜の花は、今年は早く終わってしまってちょっと残念でしたが、それでもまだあちこちに花の絨毯を見ることができて目の保養ができました。
もう少し早かったら、どこまでもどこまでも・・・だったでしょう。
マスクを外して花の香りを感じることもできました。
「海ほたる」から東京湾を望む
千葉にあるのに「東京ドイツ村」
ここから小湊鉄道に乗車します。
沿線はどこまでも続く菜の花と桜
昭和レトロな小湊鉄道
千倉のお花畑では、キンセンカ、リナリア、カラー、ストックなど一面の春の花
花の香りに包まれます。
太平洋に面した広いお花畑です。
房総半島は近くを黒潮が流れ、暖かい地域なので花の栽培が盛んなんですね。
2日目は残念ながら雨天だったので、傘をさしての行動でした。
養老渓谷や濃溝の滝といった観光名所も足場が悪くゆっくりと写真を撮ることができませんでした。
3日とも雨かなと危惧していましたが、雨は中1日だけだったのでよしとしなければなりません。
鋸山の地獄覗きはがんばって行けたので、よかったです。
83歳の方は途中まででUターンコースを行かれました。
百尺観音、摩崖仏です。
こちらは大仏様。これも摩崖仏です。
江戸時代からのもので、修理がなされているものの、日本一大きな大仏様だそうです。
奈良の大仏様より大きいんだって知らなかったです。
臼杵の摩崖仏も見たことがあるけれど、大きさではこちらの方が大きいですね。
電子クーポン「リージョンペイ」で地魚の握り寿司を食べたり、千葉産の落花生をいっぱい買って使い切りました。
これ全部クーポンで買った分です。千葉県の産業振興に貢献してきましたよ。
かなりお得な旅行ができたと思います。
国の方針で、まだしばらくクーポンが出るそうなので、この際行けるうちに行きましょう。
予算を使い切ればおしまいになりますからね。
83歳いわく「墓場まで金は持っていけん。行って、見て、食べて、それで金使って得したと思っとる」
先輩の言葉には大いに耳を傾けるべし。