明治33年、陶磁器の輸出によって殖産興業をとの方針のもと、原料や製品を運ぶために敷設された鉄道がありました。
山の中に13のトンネルを掘り、鉄道が走っていたのです。
でも昭和41年に廃線になり、その後トンネルも鉄道も40年間藪の中に眠って誰にも顧みられませんでした。
古老の話を手掛かりに調査発掘され、地元の人たちが少しずつ整備し、今は登録有形文化財産業遺産になり、春と秋に年2回公開されています。
2年前秋に行きましたが、春は初めてです。
緑のシャワーをたっぷり、鳥の声をたっぷり、清流からマイナスイオンをたっぷり、浴びてきました。
トンネルの中は真っ暗で懐中電灯を使って歩いてる人が多くいました。
中で汽笛が鳴るところもあり、なかなかいい感じです。
木漏れ日がすてき!
がけを走っていた鉄道なので、下には清流が流れています。
所々で音楽演奏をやっていて木陰で聞いていると、心が豊かになります。
おにぎりを持って行き、緑の下で食べました。
今日は約11㎞歩いたかな。春を満喫しました。