私にとって４月１日は毎年特別な気持ちになる日です。
様々な思い出が交錯し、心に彩を与えてくれます。
日本人のDNAに組み込まれている桜、さあ出かけなくっちゃ。
と言っても、今日は朝からキッチン仕事です。
（キッチンというとちょっと洋風ですが、我が家は台所の方が近いかな。）
人参（シーチキン、お豆腐、玉子入り）のサンドイッチを作ってお昼用に。
冷凍室に道明寺粉が長いこと保存してあったので使うことにします。
なんと、４年も前のものです！
春に作ろうと思って買い置きしてあったけれど、その年２月に息子が急逝したので、そんな気になれず、ずっとそのままになっていたのです。
最近作った粒あんも、まだ冷凍してあるし、桜葉も買ったし。
水に分量の砂糖を溶かし、その中に道明寺をしばらく置いてから３０分ほど蒸しました。
蒸しあがってから粒粒を適当につぶし、餡を入れて丸めました。
いい感じにできています。
おはぎと一緒だもんね。
桜葉で包めば立派な桜餅ができたじゃありませんか！
ちょうど１０個、量もばっちりです。
古いので色が抜けてしまわないかなあと心配しましたが、杞憂でした。
冷凍にしておけばお米の類は、こんなに長く使えるんだと驚きです。
（密封・冷凍ですもん）
さっそく、お茶にしましょう。
春茶碗で頂く抹茶と桜餅、しばし至福の時間を味わいました。
桜餅食む４月朔日（ついたち）湯気の合間に明日が薫れど
