のり巻き のりのり2

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています

青森旅行

2022-08-31 10:23:24 | 日記
今月は2回も宿泊を伴う旅行に出ました。
いつの間にか70代に入り、まあいろいろあったけれど、今のうち、動けるうちにということで出かけた旅行です。

何事もできるうちです。いずれできなくなるのですから。
冥途の土産話をどっさり持って息子に会いに行かないとね。

お盆を避けてのツアー50代~70代前半と思しき人たちが参加されていました。
まだ冥途の土産話は早そうで、この世の土産をいっぱい買っている人ばかりでしたね。

名古屋は真ん中なのでどこに行くにも便利です。
青森まで80分のフライト、家を出てから約3時間半で青森に着いてしまいます。

「今まで食べたものの中で一番おいしかったよ」と言う言葉にひかれて大間のマグロを食べに行くのが目的です。

まず、青森に着いてすぐに訪れたのは五所川原「立佞武多(たちねぶた)の館」です。
青森でも3年ぶりにねぶた祭が開催されてにぎわったようです。

テレビや写真はよく見るねぶたですが、実物を間近で見てびっくり仰天!!
高さ22メートルの大きさと精巧な作り、美しい色彩に目を見張ります。









青森には「ねぶた」が地域にいろいろあって、なまりで「ねぷた」といわれるものもあるとは知っていました。
もう一か所行ったところはつがるの「ねぷた村」です。

ここでは扇形の「ねぷた」が作られています。
立佞武多のように高さはありませんが、横に広く作ってあるというわけです。

こちらも見ごたえがあって圧巻です。
ここでは津軽三味線の生演奏を聞きました。



そのあとは津軽鉄道に乗って移動です。
津軽鉄道は、冬のストーブ列車で、中でイカを焼く様子を旅番組で見かけます。
人気の列車ですが、夏は風鈴列車になり、風情を醸してくれています。

ここは五所川原駅です。





2両のかわいい列車で旅人には好評ですが、吹雪の冬は大変だろうなと思いました。

そのあと太宰治の生家「斜陽館」に行きました。



国の重要文化財に指定されている建物で、約680坪の豪邸です。
太宰は、39歳で命を終えてしまうわけですが、「人間失格」など中高生の頃に読んだ記憶があります。
「走れメロス」は劇で見たことがあります。

読書も時代とともに変わってくるので分かりませんが、今も読まれているのかな。
6月19日の「桜桃忌」は有名でファンが今も訪れているそうです。

ということで1日目は朝早くから青森空港に降り立ち、あちこち移動しました。
青森は広いです。

青森平野にどこまでも広がる水田は、稲がたわわに実り収穫を待っていました。
あと1,2か月後にはおいしいお米が収穫できるでしょう。

日本っていいな。美しい国でいいな。平和な国でいいな。






コメント (2)
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