エピソード１

旅行に行くとなにかしらハプニングが起きるものです。
私の場合、これまでもいろいろありました。

北京ではスリにあったこと（お金はほとんど入ってなかったけどカードが入っていたので、ストップするのに慌てふためいた）

アメリカでは、ホテルで荷物がなくなって慌てふためいたこと（違う場所に保管してあった）

突然のマッキンリー噴火のため足止めをくったこと（旅行会社の手配で助かった）

日常とは違うところでは何が起きるかわかりません。
国内旅行ではさほどではありませんが、それでも失敗談はつきません。

今回はまったく恥ずかしい失敗をしました。（打ち明けるのが恥ずかしい）

１泊目の三朝温泉でのことです。

温泉って３回入りますよね。当然です。
２日目の朝早く目が覚めました。まだ５時前でした。

すぐに大浴場に直行です。
エレベーターを降りたすぐ目の前が浴場でした（昨夜は）

で、そのまま浴衣を脱いで浴室の扉を開けました。
すると、そこには頭の白い男性がいるではありませんか！

視力はあまりよくありませんが、男性か女性かくらい見分けがつきます。
思わず、「あれ、女性風呂じゃなかった？」と声に出してしまいました。

私の声に振り返った男性もびっくりしたでしょうね。
私はあわてて飛び出して確かめました。
昨夜と男、女が入れ替わっていました。

温泉ではよくあることです。
暖簾の色も変わっているのに，確かめもせず飛び込んだ私がバカでした。

裸のまま浴衣とタオルを抱えて隣の女湯に飛び込みました。
女湯には誰もいませんでした。

ああよかったー、男湯にいた人はちらっと振り向いただけだったし、一瞬の事だったし。
もし、男湯に誰もいなくて私がそのまま入っていたら、とんでもないことになっていましたよ。

今思い出しても顔から火が出ます。
まったくもって、打ち明けるの恥ずかしいエピソード１であります。

こんな失敗をするのは私だけでしょうね。トホホ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ホテルの写真から）