期間限定の独り言

復興の道のりはつづく。

やっぱり肌寒い

2012-06-14 20:12:17 | 日記
 部屋でじっとしていると本当に寒い。炬燵布団は取ってしまったし、こういう時に電気絨毯があるとちょうどよく暖かくていいのだけれど、無い物は仕方がない。こんな時にも震災前の昔の家を思い出す。
 さて一昨日はどこへ出かけたかというと、駅東口なる職安に行ったのである。カタカナ語は一般に嫌いであるが、ハローワークなんて言葉は使いたくない。英語としてもたぶん成り立ってないと思うし、語感そのものが気に入らない。ハローと言って手軽く始めたワークは、すぐにバイバーイということになりそうである。首になるにせよ辞めるにせよ、所詮は当座のもので、とうてい長続きしないような感じがするのである。
 私は学校時代から英語は大の苦手であったが、仕事あるいは職業といえばワークとも言いジョブとも言い、それぞれに細かい語感があるであろう。さらに天職という含みで、コーリングという言葉もある。独逸語ならベルーフである。日本なんだから職安で何の問題があるかと思う。
 さて高校非常勤を天職と考え、あくまでそれを取り戻したいと思っていたはずの私であるが、書くことで自己分析をした結果気が変わったか、インターネットで職安の頁を検索して、これはと思うものを見つけたので、応募してみる気になった。
 募集しているのは某予備校なのであるが、講師ではないらしい。教員免許も何もいらない。では事務職員なのかと思うと、生徒指導とか進路指導という項目もある。予備校で生徒指導って何なんだろうね。スカートが短いとか髪黒くしろとか話でもないだろうし、不思議である。
 一応履歴書と紹介状は送りつけたが、まだ音沙汰はない。職安の窓口で聞いた所では、なんでも今までに四十何人紹介されて、すでに十何人落ちているそうである。私は生まれてこの方こういう所を勝ち残ったことがない。おそらく書類は通って面接で落ちるのではないかと思うが、それも楽観すぎるかも知れない。まあ修士二つも行った人なんか見るからに怪しすぎるわけで。
 それでこの話は今の所おしまいだが、職安から紹介状を貰うのに、何だかいろいろと情報を登録しなければならず非常に面倒くさかった。要するに志望する方面を述べよというのだが、職業というのは男女の交際と似たところがあって、転勤の可否とか休暇がどうとか、事前に条件をいろいろ挙げても仕方がないんじゃないかと思う。実際にめぐり合って付き合ってみないとわからないわけで、自他ともにいくらよさそうなご縁だと思っても、結婚してみたらあっという間に破局に至ることもある。頼りになるのはあくまで自分の直感なのです。

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