期間限定の独り言

復興の道のりはつづく。

むやみと暑い

2012-08-16 21:00:15 | 日記
 久しぶりに、外を歩いていると軽く生命の危険を感じる程度の暑さになった。昨日街に出て混雑に巻き込まれて懲りたので、今日は地元で暮らすことにして、午前中近くの薬屋まで買い物に行ったついでにミスドで一服した。昼ご飯を食べに帰って後はずっと部屋で過ごした。本当は図書館にも行きたかったのだけれど、どうせまた混んで逆上しそうだから止めにした。
 昨日は榴ヶ岡図書館に行くつもりで、お昼を食べようかと仙台駅東口のベローチェに入ったら、混んではいたけれどちょうど目の前で卓が一つ空いたので、よかったと思って椅子に鞄を下ろしたら、そこにいた店員に差し止められた。要するに煙草を吸うなら喫煙席、吸わないならカウンターに座れと言うのだが、なかなか要領を得ずにぐじゃぐじゃ言うので、もういいと断って飛び出した。
 こういう時のために東口はオプションがあって、ベローチェの向かいのファミマで食料を仕入れて、図書館の五階のロビイで食べることができる。だから難民にはならずに済むが、腹は立った。店員の要らざるお節介も癪に障るし、混んでいるだろうと予想しつつ入った自分も馬鹿だったと思う。図書館や学校などが閉まるお盆休みで、しかも暑いから、勉強をしに来る学生が多いのである。
 それにしても、基本的にどこに座ろうが客の勝手だろうと思う。先着順で、自分の座りたい所が空いていれば座るし、どこもなければ出るだけである。それでいいじゃないかと思う。一人客をカウンターに押し込めれば効率はいいかも知れないが、こちらの自由意志も何もあったものではない。
 思えばベローチェはどこもこういう、店員がよけいな権力を行使する傾向があるようである。いつぞやは南町通の駅に近い方の店で、カウンターに座って一服して本を読んでいたら、新しく来た客のために、店員によって領土を削られて角に追いやられた。
 こういう目に遭うと、口惜しくてもうこの店には来ないぞと決心するのだが、なにぶん安いので、またいつの間にか忘れて舞い戻ってしまうのである。昨日なんか店を飛び出してから図書館でしばらくすごして、帰りにもう一度寄ってみようかと思った。すこし空いていたらさっきの店員に、もうどこに座ってもよいのか、と一言訊いて、それで出て来てやろうかと考えたが、あまり馬鹿らしいから止めておいた。
 そこへ行くとドトオルは、どんなに混んでいても、原則として先着順に任せ、客を無理に整理整頓したりはしないという方針を取っているように見受けられる。効率は劣るかも知れないが、この方がすっきりして私などは気分がよい。
 しかしこういうことですぐに動悸が激しくなるくらい逆上するのは、やはりふだんから不遇意識があるからかと思う。実はこの間、メディアテークの四階でも似たような目に遭ったが、要するに夏休み中はどこに行っても混んでいるから憂鬱である。早く休みが終わって、私の所属先が決まればいうことはない。

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