期間限定の独り言

復興の道のりはつづく。

かきくらし雪降りしきる

2011-01-29 20:53:24 | 日記
 一応この表題は景情の対応というか、筆者の精神も暗示しているつもりであったりする。どうでもいいことであるが。
 どうでもいいと言えば私の日記というのが全体そうであって、ここ数日は特に、愚痴と甘えと呪詛で充満することであろうから、苛々する人は読まない方がよいと思う。昨日などはあんなことを縷々書き綴ってしまってから、誰かにまた正論を述べられていたら対応に困るなあと思っていたのであった。一言甘ったれるんじゃねえと言われればまったくご尤もであって反論の余地はない。こんなこと誰にも口では言えないから日記に書いている。表で言えない事をネットに言っていいのかといえば、感心したことでは当然ない。ついったーでの呟きが騒動になる例があるくらいは私も知らないではない。
 それにしても自分の意志なるものが刻々変わることについては自分ながら呆れかえる所であって、今朝は一晩寝たらそれなりに立ち直り、もし院試に合格したならば、知らん顔で有難く入学して、自分の好きなようにやればいいではないかとまで前向きな(笑)心情になっていたのであるが、晩にはやはり進学は辞退しようと思い定めるに至った。どうも疲れて来ると何もかも嫌になるらしい。単純な話であるが。
 それでも引き金になったのは、昨日例の論文が教授Bに没にされて、掲載は見送った方がいいということになったので、博士の先輩にその旨メールで届けておいたら、今日の晩になって返事が来ていて、夏休み前に次号が出るのでまたその時にという、有難いお話を頂いたことであるらしい。もうこの論文の件は当分忘れておこうと思っていたところに蒸し返されたのでトラウマがよみがえった。と言うよりこれがトラウマになる時点で進学の資格無しであろう。今はそういう精神状態だからこういう風に考えが進む。
 こうしてみるとやはり一度折れた心はもう二度と元には戻らないようである。省みればこの三年間苦労が多かったと思う。入った当初は金の心配やら、研究室に馴染めないやらで、夜床に入ってから一人で泣けてきたこともあった。一年経った頃にようやく安心して研究室に行けるようになったが、かんじんの研究の方は方針が立たず、それがまたやっと勉強が面白くなってきたのが去年の夏、稼ぎも増えたので金の心配もようやく無くなったという今になって、教官たちに寄ってたかって研究を続ける事に対して疑問符を付けられる。人生だいたいそんなものである。
 馬鹿なことばかり書いてしまったので今日何をしたかを記すゆとりがなくなった。午後から太白図書館に出向いて取り寄せ図書の閲覧、その後、思い立って鉤取なる万葉堂書店に遠征する。残念ながら得る所なし。買おうかなと思う書物は無くはなかったが、決断に至らなかった。

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