今日から1泊2日で愛知へ帰ってきたので、母と名古屋ボストン美術館のゴーギャン展へ足を運びました。
日本初公開の作品、ゴーギャンが二度目のタヒチ滞在中に描いた大作、
『我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか』を見るために。
希望を失い、死を決意した1897年、貧困と絶望のなかで、遺書代わりに畢生の大作『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を仕上げた。しかし自殺は未遂に終わったそうです。この作品の前でしばし私たちは足を止め、台に登ったりして見入っていました。パーツパーツにいろいろな思いが込められた作品でありました。
名古屋ボストン美術館は近代的できれいでコンパクトな美術館。
作品との間も広めでゆとりがあり見終わった後も館内を結構歩いたなっと思う感じの、何というか改装していない県美術館、市美術館のような古くて広い感じの面白みのない美術館も好きな私は、今回はビルの中の美術館ということもあり、現代的で時代ごとに綺麗に作られている館内をさらっと見終わってしまいました。
その後、この美術館のオープンギャラリーで開催されている”ノリタケデザイン100年の歴史”を見に行きました。
オールドノリタケや、テーブルコーディネートもされていて食器好きな私たちは美しいノリタケの世界に大満足でした。
最後にSHOPでゴーギャンがフランスにいる頃に描いた『二人のブルターニュ女のいる風景』のポストカードを買いました。家の壁に額にいれて飾る用です。額、、、実家にある同じような額縁を探しているのですがなかなか見つからず画材やさんをめぐる日がまだまだ続きそうです