長崎と言えばカステラ
長崎に来て沢山のカステラ店を見ました。
”文明堂本店”さんの外観は黒く重厚感があり、配達する車は黄金の車
よく見かけました
あと、”福砂屋”さん。粗目の食感が美味しいです。
グラバー園の近くにある店舗は新しくまるでジュエリーが売っているかのようなお店でした。
有名なこの2つのお店は東京でも買えるので今回は長崎ならではのお店に足を運んでみました。
長崎の居酒屋で話しているのが聞こえてきた”松扇軒”さん。
「長崎の人が老舗と言えば松扇軒」っと連呼していたので、是非行ってみようと思ってました
【松扇軒】
支店に行ってみました。
近所の和菓子やさんというような佇まいです。
お店のおばちゃんがいろいろ教えてくれました。
カステラとチョコラーテをお土産や自宅用に購入。すると東京からのお客様が
来ていました。チョコラーテを買いに来たそうです。
このチョコラーテに入っているチョコレートはカステラ専用に作っているとか。
皆さんよく知っていますね。
私たちは本店にも行きました。
長崎のカステラのお店では、1切試食させてくれるところが多いのですが、松扇軒の支店ではなく
わざわざ試食を食べるため本店へ
主人は恥ずかしがっていましたが、本店に行き聞いてみたら試食させてくれました~
本店の二階にはレトロな喫茶が
松扇軒のカステラとチョコラーテ
粗目がしっかりと入っていて、とってもしっとり!生地がきめ細かいというより素朴な食感です。
我が家のお菓子評論家の主人は絶賛でした
何人かの人にお土産を買って行きましたが、ご主人が気に入りネットで取り寄せたり、
「チョコラーテ大好きなの」っと言っていた人もいたり、喜んで頂いたようでした
あともう一軒。
【匠寛堂】
皇室はじめ各宮家へ毎年、献上の栄を賜っているそうです。
店内も品があります。
試食も頂き、カステラはふわっとして軽く甘さも上品です。
丁寧な応対で高級感があるお店でした
こちらでもカステラ購入しました。
松扇軒とはまた違う美味しさでした。カステラにもそれぞれの味があり、
合わせる紅茶も違うかな~っと考えるほど味に幅があると感じました
カステラおぼえ(松扇軒)
カステラはいわゆる南蛮菓子の一つであって、ポルトガル人が元亀二年(1571)から長崎に居着いたとき、製法を土地の人々に伝授しました。
この菓子はスペインに古くカステラという王国があって、そのパンとして紹介されたのですが、長崎人はその国名だけをとって菓子の名としたのです。
パンと言いましても、フランスの料理の歴史の始まりにパンも生菓子も共にパンといい、やがて生菓子つくりがパンつくりの人たちと別れたように、菓子である筈のカステラもその頃はカステラ国のパンと言われていたそうです。・・・