「隊長。今度はどこへ?」「黙って登れ。ここは楽しいぞ。」
「ハアハア…隊長。これって向こう側から登って、こっち側を滑って降りるものじゃありませんか?」「…。」
「ヒャッホウ!隊長。はじめっからこうやって滑って降りるって言ってくれたらよかったのに~。」
「隊長。ここから上は行き止まりであります。」
「隊長。楽しいですねえ!」「うーん。揺れるとかなりおっかないんですけど~。」
「上がったり下がったり、この道どこまで行くんでしょうかねえ?」「隊長。正面から来た連中がジャンケンを要求してます。で、負けたら後ろへ戻ってやり直しだと。」
「隊長。待ってください。次はどこへ行くんですか~。」「さて、どこへ行こうかね。」
理科室の奥の棚で見つけた古い試薬瓶の冒険。一巻の終わり~。m(_ _)m