青山学院大学の裏手に佇むアンティークな洋館。
中世ヨーロッパの古城のような外観である。
この建物は1918年(大正7年)に黒川紀章の父黒川仁三の設計で建てられた。
大正時代の資産家千葉直五郎が息子と侯爵令嬢の結婚祝いとして贈ったものだ。
当時の外観はそのままに増築と内装変更によりアールデコスタイルが甦ったそうだ。
現在は「ロアラブッシュ」というレストランとして使用されている。
LOGGYはブロ友さんからこの館の情報を教えて貰い、早速行ってみたのだ。
入口を入ると豪華なシャンデリアが印象的な空間。
階段の手すりにも凝った装飾が施されている。
シックな雰囲気のウエイティングルーム。
館内には「アールデコの父」と呼ばれる芸術家エルテの作品が
数多く飾られており、美術館としても楽しめる。
メインダイニングは増築で造られた部屋。
アーチ型の入口は当時の外壁を利用しているという。
フランス料理のランチコースも食器1つ1つまで凝っていて、
まさに食事を楽しむという感覚を味わう事ができる。
中庭の噴水を見ながらくつろぐ午後のひととき。
時間がゆっくり過ぎて行くようだった。
お料理は、手が込んでいて
真似できない味です。
静かな建物内に、水の音が響いて
至福のときを過ごせました。
ついキョロキョロしてしまうのが
恥ずかしいです。(笑)
サービス期間だったせいか、
ほぼ満席でした。
ゆっくりランチを楽しんで、
ランチタイム終了間際に
撮影させてもらいました。