秋の三大学祭巡り －その１－

ブロ友の106さんとは、これまでにも色々な場所に
ご一緒させて頂いたが、そのきっかけとなったのが、
明治学院大学の学祭で偶然お会いした事だ。
今年、106さんは三鷹～武蔵境界隈の学祭を巡る予定という事だったので、
LOGGYもまたまた同行させてもらった。

■日本獣医生命科学大学(旧・麻布区役所)

武蔵境駅から徒歩5分の場所にあるこの大学、
元は1909年(明治42年)に建てられた麻布区役所の建物で、
1937年(昭和12年)に移築され、日本初の私立獣医学校本館となった。
移築指導をしたのは、W.M.ヴォーリズで、
麻布の東洋英和女学院の仕事をした縁で、この仕事にかかわったそうだ。

まずは外観を眺める。

次に内部をひと巡り。


獣医学校だけあって、２階には動物の剥製が展示されていた。
続いて隣接するヴォーリズ館を見学。

こちらは1937年(昭和12年)、ヴォーリズ設計による建物だが、
現在は学生会館として使われており、かなり老朽化が進んでいた。


校庭ではペットショウが開催され、一般の出場者が自慢のペットを
連れて勢ぞろい。面白そうなので見ていたかったが、あと２校見学
しなければならないので、やむなく撤収。

■ルーテール学院大学

次に訪れたこの大学、1970年(昭和45年)開学の全寮制神大学で、
村野藤吾の設計で教室・図書館・寄宿舎などをひとつながりに
デザインされている。

一見荒っぽく見えるのだが、光と風の取り入れ方などが精緻に
計算されてあり、見れば見るほど味わいを感じる建物であった。

残念ながらお目当てのチャペルは、礼拝中で
見学できず、次回の宿題となる。

構内はアットホームな雰囲気で、まったりと学祭が進行していた。
LOGGYは大学のゆるキャラ君にご挨拶。
(続く)