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7月某日、法政大学の55/58年館校舎を見学する会に参加した。
55/58年館校舎は、建築家で法大教授でもあった大江宏の設計で建てられた。
それ以前に53年館という校舎があったのだが、老朽化の為既に高層校舎に建て替えられており、
今回の見学会も老朽化が進む55/58年館校舎の建て替え計画に対し、「再生を望む会」により
主催されたものであった。
まず、会場のある4階へと向かう。
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55年館入口から中へ。入口の円柱が前回ご紹介した西洋美術館を想わせる。
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4階の長い廊下を歩いて58年館側の教室へ。
教室では建築家富永讓氏と大江新氏(大江宏の息子で建築家)によるレクチャーを受ける。
レクチャーでは大江宏が影響を受けた世界の建築家と作品も
紹介され、素人のLOGGYにはやや難解ながらも興味深い内容だった。
(例:コルビジェ/スイス学生会館・ロンシャン教会・チャンディガール高等裁判所など)
さて、ここから建築家大江新氏の案内で館内見学が始まる。
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まずは屋外スロープへと向かう。廊下や踊り場の天井も装飾的だ。
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屋内階段の壁には不規則に窓が並んでいる。
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この屋外スロープは、コルビジェ設計のサヴォア邸のスロープに影響を受けたそうだ。
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屋上を目指して参加者はひたすらスロープを上る。
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九段の森がよく見える。
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やっと屋上に到着。正面の高層校舎は、かつて53年館があった場所に建てられている。
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下からスロープ全体を見上げるとこんな感じである。
(ー後編ーに続く)