![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/c0/04f19036f7b2d9d5198060b90cdf580c.jpg)
法政大学55/58年館見学会で屋外スロープを上り、
屋上に到着したLOGGY。さらに上のテラスに行ける階段があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/62/5fa51a9606cae3c737879904a6815aca.jpg)
背面はこんな感じ。この屋上テラスは、コルビジェのユニテ・ダビタシオンという建物に
通じると言われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/85/56868e447941a576a16e81632f119ee5.jpg)
屋上テラスからの景色。床面の白いところ(写真上)が55年館と58年館の境目だ。
反対側(写真下)には屋上庭園もあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e1/88bcc712935452b54fc1a4d83416903e.jpg)
こちらは外濠側の景色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/68/d1c025436e63510252a43d6afad30fe5.jpg)
階段の囲いも時代を感じさせるブロック素材が使われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/48/dd736772f264bbd57894e82c7d09df0f.jpg)
屋上見学後、今度は屋内階段を降りていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/4e/fe7608284c8592edcf1330624310a1c5.jpg)
階段内壁はブロック、階段間口はレンガ、掲示板の壁には大谷石を使用。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/38/927c9c08e95b85e36a49979d3b6181ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a3/9846f75b706d37801c42d72a76216589.jpg)
さらにエレベーターで3階の大講義室へ。
残念ながら授業中で内部は見学できなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/2d/7e89f51f9601de1e9d1074331a1c3be4.jpg)
この建物の屋根の形状は、エドワード・トロハ設計、
マドリード競馬場の影響を受けているそうだ。
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続いて学生ホールを見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/70/9fed1b123dec9f7fcc2a2a9d346f24f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/39/fe416d6c754bf2f5cf8e24cb7e4f8d82.jpg)
この色使いは画家ピエト・モンドリアンの影響。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/99/251ee28fd0590fadf7f6e897bf388582.jpg)
1階受付カウンターも同様のデザイン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b6/f47dd65f7ca3b285c7122d86a997495f.jpg)
そして学生ホールに隣接する日本庭園(大内山庭園)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ce/d805d987965442d85e486b174a2f1db5.jpg)
最後に見学コースではないが、55年館1階の講義室も見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/78/23fb804ea2b63d5eb06f4547a3fa5850.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/9a/4457f9af795e1a178c2adfad43efb81b.jpg)
使い込まれた床板のへこみが印象的だった。
今回の見学会を終えて、設計者大江宏がモダニズム建築という枠に
とらわれず、大学としてより良いものを試行錯誤して追求した結果、
この55年/58年館を建てたという事は、LOGGYにも理解できた。
・・・が、残念な事にこの55年/58年館は2014年春に解体し、建て替えられる事が決定したようだ。
老朽化、解体はやむを得ぬが、少しでも大江宏の建築スピリッツを
継承した建物になる事を望むばかりである。