東京ジャーミイの興奮冷めやらぬまま、
一行は目白へ向かう。
次の訪問地は、日本パプテストキリスト教目白ヶ丘教会。
パプテストとはプロテスタントの一教派で教会内身分制度を
否定し、民主的教会運営を行う群れだそうだ。
この建物の設計者は遠藤新。フランク・ロイド・ライトの弟子で
去年の建築ツアーで見学した自由学園明日館講堂も手がけている。
言われてみれば、明日館にも見られた特徴的デザインが散見され、
心地の良い礼拝空間が築かれている。
そしてこの礼拝堂最大の特長は、祭壇奥に洗礼用の浸礼槽(パプテストリー)がある事だ。パプテストキリスト教の典型構造だそうで、初めて見ると普通に驚く。宗教は実に奥深い!また1つ勉強になった。
昨年訪れたときは、たまたま教会の方がいらして見学させていただきました。
その時、パプテストリーがあるとは聴きましたが、今回見学できるとは思ってもみませんでした。
あまりにも立派で、びっくり~。
パノラマ写真、素敵ですね。
普段閉まっているとは露知らず、
かなりずかずかと見学してしまいました。
この建物には遠藤新の一貫した建築哲学
のようなものを感じました。
パノラマ写真は使い捨て時代から好きで、
バカのひとつ覚えのように写しています。