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哲学者か道化師 -A philosopher / A clown-

映画、小説、芸術、その他いろいろ

『月詠~MOON PHASE~』

2008-07-02 | アニメ
月詠 ~MOON PHASE~ PHASE 1 (通常版)

ビクターエンタテインメント

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 『月詠~MOON PHASE~』を見た。ちょっと前の話だが。新房監督作品をなるべく見ておこうかなと思ったのだが。

 世間的には「ネコミミモード」という愛称で有名なアニメだが、まあ猫耳吸血鬼のツンデレ娘をぼんくら青年が助けるラブコメである。基本、ギャグテイストのアニメだが、途中および終盤でかなりシリアスなバトルシーンもある。が、やっぱり新房テイストが伸び始めているギャグシーンの方がおもしろい。特に中盤にヒロインの葉月が着ぐるみを着る回がおもしろかった。原作とはストーリーが全く違うらしいのだが、原作は知らないのでなんとも。

 …とはいえ、はじめの1、2回の導入に当たる回が面白くなくて、続き見るの止めようかとも思ったのだが、もうちょっと見てみるとギャグが面白くなって、最後まで見てしまった次第。もしDVDの1巻を見て止めようと思った人がいれば、もうちょっと見てみるといい。

 でまあ、このアニメは何はともあれ猫耳吸血鬼ツンデレ娘の葉月が「お兄様」というのがメインのアニメなのだが、実はあんまり萌えとか解らない僕にはちょっと。まあ、強いて言えば、エルフリーデさんとかアルトの方が好きなのだが、やはり世間的には葉月人気が強いのだろうか。まあ、いずれにせよ、葉月役の斎藤千和の熱演は一聞の価値あり。かつては血反吐を吐いたちわちわもこういう努力を積み重ねることで、人気声優の道を駆け上がっていったんだなあとしみじみ思う。合唱。特に、OPの「NEKOMIMI MODO」は、ちゃんとしたフランスのラウンジ・ミュージックのアーティストが作った曲にちわちわが萌えボイスを乗せていて、インパクトがすごい。たぶん、YOUTUBEとかニコニコとかには上げられているだろうから、興味のない人もちょっと見てみると良い。これこそ一見の価値あり、である。
 良くも悪くも、新房監督作品は、絶対に面白くなくはならない、ということを確認した。良くも悪くも。

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