哲学者か道化師 -A philosopher / A clown-

映画、小説、芸術、その他いろいろ

本日の益体もない話。

2007-11-01 | Weblog
 最近評判の初音ミクで作ったサウンド(というか歌?)を聴くためにニコニコ動画のアカウントも取ったりしてみたんだけど、なかなか面白い。初音ミクの歌はやはりというか、「巧さ」が歌声を組み上げる人の技量によるみたいで、僕が好きな歌とかでいろんな人が初音ミクで作った歌を聴いたりしていると、他の人がその歌を歌っているみたいでちょっと良い。ある意味カラオケみたいなものだが、男が女性歌手の歌を歌いときには、(かなり手間はかかるが)初音ミクに歌わせることができる。ちょっと画期的。基本的には、マキシシングルとかに入っている歌のインストゥルメンタルバージョンに初音ミクの歌声を被せてサウンドを作っているんだが、これだと著作権にはちょっと問題があるかもしれないけれど、CD自体の売り上げ減には直結しないだろうから、許容されるのではなかろうか。
 ただ、初音ミクが流行ったのは、こういう画期的な機能の他に、イメージキャラクターのデザインとか、声を入れてもらった声優さんの声質とか、細かい部分の妙もあったように思う。僕もちょっと初音ミクほしいかなあと思ったけど、技量を磨くには時間が入りそうだし、その時間はなおさらないしということで、スルーか。でもこれで、技量さえあれば、一人で打ち込みで音楽を作って、初音ミクに歌わせてということができるんだよなあ。音楽は好きだけど、バンドとか面倒という人には朗報か。

 あと、ニコニコ動画については、まああれでアニメのリッピング映像とか流れていれば、そりゃ流行るだろうなあという気はする。身も蓋もない話だが、流行りそうなものが流行っているんだから、ニコニコに被害を受けている人は、法的なものとか多少強引な介入は必要だろう。今期のアニメで一番面白いのは実はPEACH-PIT原作の『しゅごキャラ』だとかいう話があるが、最初の方の見逃したエピソードとかニコニコにあるなら見ちゃうかも。便利ってことは怖いなあと思う。

 さらに、最近書いている修論にちょっと「2ちゃんねる」のことが関係あるから、というわけではないんだけど、2ちゃんねるのレスをブログに移したバージョン(?この辺りは良く理解してないが)の「ニュー速クオリティ」とか「痛いニュース」とかを最近見始めたのだけど、面白い、だけではなくてちょっと癒されるなあと。今までなんとなく「2ちゃん」関係は避けていたけれど、これらのブログを読む限り割とまともな感じはするし、何かを擁護したりということも結構ある。リアルで鬱屈している人は早くこっちこいよ、みたいな勧誘さえあるしw。まったり生きるには、こういうのもありかなあとは思うけど、とりあえずは安定した収入のある職業につきたい。るるる。
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