*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩惑 (29)
金曜日も同じく御堂を迎えに行き執務室へ送り届ける。岩永が何かを秘密にしているが未だに御堂と霧島には教えない。のと、MGNの社内に岩永の強力な魔力が充満していてそれが気になる霧島である。
霧島は午前中に部下と一緒に営業廻りに行き営業8課のオフィスに戻り、デスクワークをしていると勢いよくオフィスのドアが開かれる音がしたので霧島は本多が喜び余ってドアを開けたと思い見ていた報告書から顔を上げずに声をかける。
「本多君、オフィスに入る時はノックをしてから入りなさい。マナーですよ??何か吉報の報告でも慌てないで落ち着き…」
と言い報告書から顔を上げてオフィスのドアを見ると御堂で営業8課には社員が殆どおり、居ないのは本多ぐらいである。突如の御堂の来客に驚き御堂を見て居るが、当の御堂は廻りの社員の目を気にしてない。
「孝典様??何か??」
御堂は飛び切りな笑顔を浮かべ霧島のデスクに走り寄り、霧島はデスクチェアーから立ち上がると御堂は霧島の胸に飛び込む。霧島は御堂を胸で受け止めると御堂は力をグイグイと力を篭めて霧島を抱きしめる。
その時に聞き慣れたドアのノック音がして元気な声がしオフィスに入ろうとする気配がする。。
「ちっ~わぁ、おぉーい。ただいまぁ~」
本多だった。営業8課の留守電係の女子社員が本多を制止しようと秒速でオフィスを走り抜けて行って防御をする。オフィスのドアの外では本多が何か言って居るが次第に本多の声が聞こえなくなった。
それを呆然と立ちすくみ営業8課に居る社員は御堂の行動を口を開けて見て居るので、霧島は廻りの社員に無言で業務をする様に視線を送る。御堂は相変わらず霧島の胸元に顔を埋めており、やっと顔を上げて霧島を見た。
「御堂部長??今日はどの様なご用事でしょうか??ここでお話しをするのは騒がしいので会議室でも行きお話しをしましょうか??」
「私とした事が取り乱してしまった。忙しいのに、業務に差し支えさせてしまうな。」
御堂が営業8課のオフィスを見渡すと何等変わりなく各々が業務をしていた。霧島の視線は脅威的な威力である。オフィスのドアが今度は軽やかで優雅なノック音がし静かなオフィスに鳴り響く。
「失礼致します。」
そう、言いオフィスに入って来たのは岩永だった。岩永は御堂の元へ小走りで近寄り御堂の耳元で小声で話しかける。
「御堂部長…まだ、その件は…‥」
「あぁ、私は誰にも言ってないぞ。」
「こんな人が沢山居るオフィスでその様な事は…」
「そうであった、つい無我夢中で~」
「あんな勢いづき走られて、怪我をされては私は霧島に合わす顔がございません。」
「一先ずは会議室へ行きましょうかね。」
そう言うと霧島は御堂を伴い会議室へ行く、霧島の後ろから岩永が歩く。
それでも、ぎこちなく何も無い様に仕事をする営業8課である。誰一人、声も出さずに無言で業務をしている。無音に近く作業音がやに大きく聞こえていた。
会議室に御堂と霧島と岩永が着く。御堂は会議室のチェアーに座り、その前に霧島は膝まづく。岩永は会議室のドアを閉めて鍵を掛ける。
「御堂部長、お願いですのでそれだけはまだ…内密に。」
「霧島、そう言う訳で今夜は私が霧島のマンションに行く。良いな??」
そう御堂から聞き霧島は意表を突かれた。
「私のマンションにですか??」
「私に隠し事はないだろ??良いな。」
「はい、仰せのままに。」
「岩永君、それでは、MGNに戻る。」
「はい。」
そう言うと御堂はチェアーから立ち上がる。霧島も立ち上がり、会議室のドアの鍵を解除しドアを開ける御堂と岩永が出ると霧島は会議室のドアを閉めた。
「霧島、見送りは外までしなくっていい。いつもの時間に私を迎えに来る様に遅くなるな。」
「畏まりました。それでは、私は営業8課のオフィスに戻らせて戴きます。必ずや、孝典様を迎えに参ります。」
そう言うと御堂は霧島を見ていつもの表情に戻っており、霧島は御堂にお辞儀をし営業8課のオフィスへ戻って行く。
岩永はため息をつく御堂の暴走ぶりは凄まじく止められなかった。これからの業務を思うと岩永は少々不安になる。岩永が霧島から聞いた御堂は冷静沈着で仕事は迅速で完璧に熟すと言うのにそれを吹き飛ばす暴走であった。
「どうした、岩永君??それではこれから体力が思い遣られるぞ。スポーツクラブでも通い体力をつけたまえ。」
それを聞き岩永は引き攣り笑いをして答える。
「さようですわね。」
御堂はそう言うと満足げに一人笑い、岩永を伴いMGNへ帰って行く。
霧島が営業8課のオフィスに戻ると8課全員が真剣な顔をして霧島の元に集合して来た。
「皆さん、今日の事はくれぐれも内密に口外法度ですよ。もし、それを漏らすならば…‥」
霧島が発するオーラが営業8課のオフィス内を包み込み冷気が澱み底知れぬ恐怖が満ちて目撃した全員が無言で頷くが、本多だけは知らず不思議がって居た。
眩惑 (30)
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眩惑 (29)
金曜日も同じく御堂を迎えに行き執務室へ送り届ける。岩永が何かを秘密にしているが未だに御堂と霧島には教えない。のと、MGNの社内に岩永の強力な魔力が充満していてそれが気になる霧島である。
霧島は午前中に部下と一緒に営業廻りに行き営業8課のオフィスに戻り、デスクワークをしていると勢いよくオフィスのドアが開かれる音がしたので霧島は本多が喜び余ってドアを開けたと思い見ていた報告書から顔を上げずに声をかける。
「本多君、オフィスに入る時はノックをしてから入りなさい。マナーですよ??何か吉報の報告でも慌てないで落ち着き…」
と言い報告書から顔を上げてオフィスのドアを見ると御堂で営業8課には社員が殆どおり、居ないのは本多ぐらいである。突如の御堂の来客に驚き御堂を見て居るが、当の御堂は廻りの社員の目を気にしてない。
「孝典様??何か??」
御堂は飛び切りな笑顔を浮かべ霧島のデスクに走り寄り、霧島はデスクチェアーから立ち上がると御堂は霧島の胸に飛び込む。霧島は御堂を胸で受け止めると御堂は力をグイグイと力を篭めて霧島を抱きしめる。
その時に聞き慣れたドアのノック音がして元気な声がしオフィスに入ろうとする気配がする。。
「ちっ~わぁ、おぉーい。ただいまぁ~」
本多だった。営業8課の留守電係の女子社員が本多を制止しようと秒速でオフィスを走り抜けて行って防御をする。オフィスのドアの外では本多が何か言って居るが次第に本多の声が聞こえなくなった。
それを呆然と立ちすくみ営業8課に居る社員は御堂の行動を口を開けて見て居るので、霧島は廻りの社員に無言で業務をする様に視線を送る。御堂は相変わらず霧島の胸元に顔を埋めており、やっと顔を上げて霧島を見た。
「御堂部長??今日はどの様なご用事でしょうか??ここでお話しをするのは騒がしいので会議室でも行きお話しをしましょうか??」
「私とした事が取り乱してしまった。忙しいのに、業務に差し支えさせてしまうな。」
御堂が営業8課のオフィスを見渡すと何等変わりなく各々が業務をしていた。霧島の視線は脅威的な威力である。オフィスのドアが今度は軽やかで優雅なノック音がし静かなオフィスに鳴り響く。
「失礼致します。」
そう、言いオフィスに入って来たのは岩永だった。岩永は御堂の元へ小走りで近寄り御堂の耳元で小声で話しかける。
「御堂部長…まだ、その件は…‥」
「あぁ、私は誰にも言ってないぞ。」
「こんな人が沢山居るオフィスでその様な事は…」
「そうであった、つい無我夢中で~」
「あんな勢いづき走られて、怪我をされては私は霧島に合わす顔がございません。」
「一先ずは会議室へ行きましょうかね。」
そう言うと霧島は御堂を伴い会議室へ行く、霧島の後ろから岩永が歩く。
それでも、ぎこちなく何も無い様に仕事をする営業8課である。誰一人、声も出さずに無言で業務をしている。無音に近く作業音がやに大きく聞こえていた。
会議室に御堂と霧島と岩永が着く。御堂は会議室のチェアーに座り、その前に霧島は膝まづく。岩永は会議室のドアを閉めて鍵を掛ける。
「御堂部長、お願いですのでそれだけはまだ…内密に。」
「霧島、そう言う訳で今夜は私が霧島のマンションに行く。良いな??」
そう御堂から聞き霧島は意表を突かれた。
「私のマンションにですか??」
「私に隠し事はないだろ??良いな。」
「はい、仰せのままに。」
「岩永君、それでは、MGNに戻る。」
「はい。」
そう言うと御堂はチェアーから立ち上がる。霧島も立ち上がり、会議室のドアの鍵を解除しドアを開ける御堂と岩永が出ると霧島は会議室のドアを閉めた。
「霧島、見送りは外までしなくっていい。いつもの時間に私を迎えに来る様に遅くなるな。」
「畏まりました。それでは、私は営業8課のオフィスに戻らせて戴きます。必ずや、孝典様を迎えに参ります。」
そう言うと御堂は霧島を見ていつもの表情に戻っており、霧島は御堂にお辞儀をし営業8課のオフィスへ戻って行く。
岩永はため息をつく御堂の暴走ぶりは凄まじく止められなかった。これからの業務を思うと岩永は少々不安になる。岩永が霧島から聞いた御堂は冷静沈着で仕事は迅速で完璧に熟すと言うのにそれを吹き飛ばす暴走であった。
「どうした、岩永君??それではこれから体力が思い遣られるぞ。スポーツクラブでも通い体力をつけたまえ。」
それを聞き岩永は引き攣り笑いをして答える。
「さようですわね。」
御堂はそう言うと満足げに一人笑い、岩永を伴いMGNへ帰って行く。
霧島が営業8課のオフィスに戻ると8課全員が真剣な顔をして霧島の元に集合して来た。
「皆さん、今日の事はくれぐれも内密に口外法度ですよ。もし、それを漏らすならば…‥」
霧島が発するオーラが営業8課のオフィス内を包み込み冷気が澱み底知れぬ恐怖が満ちて目撃した全員が無言で頷くが、本多だけは知らず不思議がって居た。
眩惑 (30)