拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  『環境問題』って、結局『観境』問題だろう!

2023年10月20日 | 東洋自分なり研究所

  グローバル化にともなって悪化する『環境問題』は、世界中の若者たちが中心となり、デモ活動などして一時盛り上がっていたが

  ウクライナ戦争、そして今回のイスラエル対パレスチナ戦争によって、『環境問題』どころではない、第三次世界大戦すら現実味をおびてきているようで怖ろしい。

 

  地球が青く美しい真珠のように観える、俯瞰した位置から考察した時、アラブとかユダヤ、白人とか黒人とか・・・何千年にも渡って延々と同じことで

  憎しみ合っている構図を見ると我々人類は本当に『愚か者』なのだと悲しく思う。・・・

  それでもその『愚か者』がここまでなんとかだましだまし平和っぽい世界を構築してきたのも事実で、わずかな『希望』がこのあたりに残っているのだろうか。

 

  『第三次世界大戦』と比べると『環境問題』に立ち向かう世界的抗議行動・・・というのはまだ『平和』なうちであったと、後年思うのだろう。

 

  考えてみると『環境問題』というものも、『私の汚れた部屋』問題と同じで、本当に『清静』というものがわからないうちは『環境の汚れ』についてもわからない・・・

  という意味で『心の環境』が『清静』というものを知ることが先決で、その『清静』を観る・・・『観境(涯)』というのが問題とならなければ、戦争はなくならないだろう。

 

                

                 先日、ジュネーブの歯科院に行くのに見かけたギリシャ神話の像・・・意外なところに。