拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  『 仕(ライフ)・事(ワーク)』

2024年09月12日 | 東洋自分なり研究所

  何の動画であったか?『ライフワーク』という言葉を発している人がいて、私はちょっとハッとさせられた気がした・・・。

 

  この『ライフワーク』という言葉を発する人というのは、なんだかの事業なんかで成功した人が使う言葉…というニュアンスを前提とするとき

  私の場合は、じつにたくさんの仕事につきながら、どれも中途半端でフラフラとした人生を送ってきた・・・わけであるのに、

  そのじつ、なんとなく『ライフワークのど真ん中を歩いてきました・・・』と、ドヤ顔で言っている自分がいるのだ。

 

  むしろ、その『ライフワーク』こそを守るために、様々な仕事をしてきた・・・という気がしている。

  二十歳の頃、写真に出会ってこれで行くぞー・・・と意気込んでいたが、それに満足しない自分がいて、

  三十の頃には鍼灸師を目指したが、それにも満足できなく、結局何の役にも立たない『禅』みたいな処に落着した感があった。

  もちろん、写真で大成しながら、『禅』を深める・・・みたいなことも出来たのであろうが、私は一重に不器用であったのだと思う。

 

  だからこそであろうか、『考えるな、漢字ろ!』に到ったわけで、

  『仕事』の『仕』が『人をして➕・➖=0(浄化)』して生きていく『事』であると『観』じた時、

  私は『仕(ライフ)事(ワーク)』に生きている自分を感じている・・・のだろう。

 

         

          実際の仕事からは『ヌメッ』として自分の手では掴み取れない何か?・・・を思い浮かべたとき、

          この『瓢鮎図』を思い出したが、この公案の私の出した答えというのは案外このへんにあったのだろうか・・・。

 

  『瓢鮎図』について、はこれまで何度か書いていた・・・ 2023年8月28日のブログ記事〜『問』の国、日本

 



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