今の若者達は、『般若心経』って知っているだろうか?
私自身、それがある事を知ったのが30歳過ぎていたし、その意味になるとこの歳(71歳)になって、なんとなく曖昧ながらも『感じ ⇢ 観じ 』始めた当たりだろう。
先日、脳の機能の『左右』の働きに『左・右』の字が対応・・・しているのでは?という事を書いた 2023年10月7日のブログ記事〜考えるな、漢字ろ!〜『左・右』の字
まぁ、古人の『漢字創作人』、並びに『仏典漢語翻訳人』等を・・・舐めんなよ!! と、いう意気込みを馬骨流に書いたのだけれど・・・。
その勢いにのって、正式お経名『摩訶般若波羅蜜多心経』の最も肝心な『般若の智慧』の『般若』の漢字を『考えるな、漢字ろ!』で解析。
そもそも『般若』(はんにゃ)って何って言うことだけど
サンスクリット語: prajñā(プラジュニャー)、パーリ語: paññā(パンニャー)に由来し、全ての事物や道理を明らかに見抜く深い智慧のこと(ウィキペディア)
そのパーリ語で『深い智慧』(パンニャー)を当時の仏典漢語翻訳人は『般若』という字を当て音訳した・・・と、現代の学者や僧侶は説明し、
『般若』の字そのものには意味は無い・・・と宣うことが一般である。
まぁ、そうだろうな〜、『パンニャー』というインド語を音から訳すと『般若』となって、その字義自体には意味は無い・・・と普通思うよ。
しかし、そこが大昔の『漢字創作人』の凄いところなんだよ・・・、
馬骨流『漢字解析』によると。
『般若』の『般』の字であるが、新漢語林の解字によると、『船で運ぶ』の意味。
『若』の字は、同じく新漢語林の解字によると、 ↓↓ 『甲骨文字は、髪を振り乱し我を忘れて神意を聞きとる巫女の形にかたどり、神意に従うの意味』・・・
とあるではないか!!!
『般若波羅蜜多』を『智慧の完成』という意味で、昔の人は『到彼岸』と訳した事を思うと、
『大乗仏教』の『大乗』、『到彼岸』、『般若智慧』、『右脳の機能』・・・これらのキーワードを総合して解析すると
『般若』の字義など『無い』と断じられるか?!
大昔の人は、深い瞑想からくる『閃き』が・・・右脳からきていることを感じていたんだよ。 それで『若』の字ができ『右』が当てられた。とね!
『般若の智慧』を一般的に『智慧と慈悲』というふうに分けて表現するが、
その根本は『慈悲』一つで、行動に表すとき『(観)自在の智慧』となって働きでるのだと思う。
『 A I 』も『般若智慧』にならって、『AI=愛』を絶対主体として機能し、働き出てもらいたいものだ。
その為には『般若智慧』を体得した日本人が沢山必要だろう・・・。