花*彩々

花と自然を楽しむひととき♪
レンズ越しに届けたい。。。

『蔦の細道』を歩く*

2014年03月17日 21時22分47秒 | 歴史
静岡市と藤枝市(岡部)の境に宇津ノ谷と言うところがあります。
『蔦の細道』はこの宇津ノ谷の峠(標高210m)を通る最も古い古道で
奈良時代からとも思われているそうです。

有名になったのは平安後期から鎌倉・室町時代の多くの歌や物語に登場したことからで、
中でも『伊勢物語』により広く知られるようになりました。

こんな有名な道が近くにあったのにもかかわらず、
一度も歩いたことがなく
ぜひ一度歩いてみたいと前々から思っていました。
で!ついに昨日、『蔦の細道』を歩いて来ました~!!(≧∇≦)/

登り口は東口(静岡市側)と西口(岡部側)があり
私は東口(道の駅”宇津ノ谷”)からスタートしました。。。





杉木立の中を登っていきます。
今でこそ、歩きやすくなっていますが、
昔は蔦楓が生い茂って細くて険しい道だったようです。。。(-_-;)




30分程で峠に到着。

峠からの景色(岡部方面)





峠から岡部口の方へ下って行きます。


少し行くと”猫石”という苔むした大きな石が現れます。
この石は古代信仰の石で、峠神の磐座になるそうです。。。



石畳のような道が続きます。






二人のおじさんハイカーに先を越されました。。。^^






椿がいっぱい♪







岡部側の登り口に到着。。。


『伊勢物語』の一節に・・・

~~駿河なるうつの山辺のうつつにも
   夢にも人にもあはぬなりけり~~

・・・夢でさえ人に会わない~なんて相当人気のない
   寂しい道だったんですね。。。(>ω<)




登って下って1時間足らずの道のりでしたが
ワクワクドキドキの『蔦の細道』でした。。。

さて、次はここから豊臣秀吉が整備させた
(小田原征伐の際)という東海道を歩きます。。。続く!!(^O^)









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