子育て ？

夏の始めに田舎の母が来て鉢に
「ひまわり」の種を仕込んで行った

そして指示を残して帰って行った
「芽がいくつもでるから真ん中を残して
あとは芽を摘むこと」　　

しばらくして可愛い芽が沢山出てきました

でも言いつけを守らなかった

母は豪華一点主義だし
時代が「競争社会」だったし
「一番」とか「先頭」が大好きな人

私は芽を摘まなかった

やがて完成した向日葵は
ほそーーーい茎にガーベラほどの
小さい花が沢山ついた

きっと母のひまわりはレトロなシャワーのような
種沢山採れそうな大きなひまわりだよね
背も高くて真っ先に多くの太陽独り占め！みたいな

野菜を育てているのを見ても
母は一日に何度も栄養上げたり草むしりしたり
・・・・都度話掛けていて
本当に手間掛けている

比べて私は　雑草ってどっち？と真剣に悩んで抜けない
どっちも植物だし・・・

栄養？
私があげられなくなった時死んじゃうかも・・・

ということで
一緒にはできない話ですが「子育て」ともなると
実の親子でも（だからこそ）分かれるのだろうな子育て論

母の母と母もやっていた
母は危ないからって直ぐ私を助けようとする
おばあちゃんは痛い思いしたら忘れない・・・って


・・・ストーブに向かって行く小さい私だよ
あ～涙が止まらない　　　　　


　　　　　どちらの意見が採用されたか怖くて聞けなかった


結末はさておき（火傷の痕がないし）
両方の意見があったから
私は満たされて育ったような気がする
ひーおばあちゃんが一人とおばあちゃんが二人
教えてくれた知恵の数々は宝です


米糠洗顔やカメリアオイルの地肌掃除は
スクールレシピにもなりました


生まれてきたことに日々感謝