布団に入り、さあゆっくり朝まで寝るゾ~と思っていたら、
ガタガタっときました。
その前にもちょっとユラユラと少し感じてはいました。
結構強めにガタガタ揺れてきました。その揺れが次第に大きくなってゆきました。
(大丈夫、大丈夫・・)といつものように祈っていたのですが、益々強く揺れ、思わず声を上げ
布団から飛び上がりドアを開けました。
主人は「大丈夫、大丈夫、落ち着いて!」と。
一人部屋を出たり入ったり、うろうろ、 そのころには収まっていました・・・
下の息子から、「デカイね~大丈夫かい!あんまりうろつかない方がいいよ~!」と電話。
主人もようやく「どれ、確認するか~」と起きてきました・・・・
置物などはほとんど転がっていました。
キッチンの引き出しはみんな半端に開いていましたが、壊れたものはなかったです。
大事な写真を入れていた額縁が床に落ちて壊れていました。
久しぶりの大きな地震で10年前をあの時の事を、はっきり色濃く思い出しました。
忘れかけたのに・・・
不安と寒さの中、知らない人達と共に、段ボールの上に毛布を絡めて寝たことなど。
初めて支給されたおにぎり、極度の緊張で呑み込めなかったこと。
息子家族が、一緒に逃げようとわざわざ体育館を訪ねて来てくれたことなど。
亡くなられた方も大勢いました・・・いまだに避難している方々もたくさんおられます・・
あの苦しみを、思いを、忘れちゃいけないということなのでしょうか。
コロナもいまだ終息していません・・・
こういう時だからこそ、何事も慎重に考えて行動しなければいけないのですね。
皆様もどうぞ気を付けてください。