毎朝見る新聞のお悔やみ蘭に、あれ?ッと思う名前が載っていた。
住所番地などをいただいた年賀状と合わせてみると、ぴったり!・・・
若い頃一緒に勤務した友人のご主人だった。
彼女は同じ一人っ子ということで気も合った。
その頃入社してきた夫さんもいて、若い仲間たちがいた。
若い頃、な~んも心配な事もなく、のう天気に笑ってた日々が遠い思い出です。
彼女は立派に定年まで勤めあげ、夫と同じ時期に退職したと聞きました。
彼女には東日本大震災の時、支援してくれました。
なんと肌着まで送ってくれました、まるで家族のように・・・
こちらに住むようになって一度お家に伺ったことがあります。
大きなお家で、お父様がどーんといて・・・
その後なかなかうかがう事も出来ずにいました。
雪が続いてましたが、晴れ間が出ていた日、葬儀場に向かいました。
ご主人の遺影、穏やかに微笑んでおりました。
火葬場から戻ってきたばかりのようでアタフタしていました。
らしき、彼女がいて、そばに近づいて行きました。
以前と違い、顔が細~くなって・・・・頑張ったんだね・・・
大変だったね・・・寂しくなるね、大丈夫?・・体注意してね・・・
何言っていいかわからず・・・ただただ・・泣くのを堪えて。
傍に、大きくなった息子さんと、娘さんが。 あぁ~大丈夫だね。
ただね~・・・みんなマスクしてて、みんなわかってるのかな~だれか~・・
ま、親戚などの方達はわかるだろけれどね、私達には、まったくわかりませんでした・・・