田舎道

東電の町から各町を転々と・・やっと終の棲家を決めました

この場所には

2013-02-14 17:35:41 | 日々の出来事
この春から住むこの町には、お城があります。



白河市、小峰城です。

現在、2年前の震災で石垣が崩れ修復中で中には入れません。

仮設からすぐの所です。

きっと散歩コースになるのかなと思っています。





先週、荷物を車に積んで2泊で行ってきました。

荷物を解いて片付けて、部屋でテレビをみていたら、なんだか気持ちが重たくなってしまいました。


帰りの車の中で主人に話しました。

「これから先、膝や足が悪くなって病院通いするかもしれない。迷惑かけてしまうかも。」

「今回はずっと重かったんだ」と。




風が吹けば怖いと大騒ぎし、雪道でも怖いと騒ぎ、高速道では、スピード出さないで~と騒ぎ。

まったく面倒くさい人。本当にどうしょうもない人。いい所何もない人です。

頑張る~と言いながら、何も出来ず固まっている人です。

最近こんな感情が起こりやすくなっています。



こんな私なのに、「大丈夫、大丈夫!」と言ってくれる主人に感謝です。



中通りの最南端の地で生まれ育ち暮らし、40近くで主人転勤で浜通りへ移り、

我が家を新築し、ここを安住の地とし、終の棲家として過ごしてきました。

ところが大震災で町を追われ、今の町に避難することになりました。


我が町は・・・帰宅困難区域となるようです。





こちらに戻ると、なぜかほっとしあの不安な気持ちはす~っと消えてなくなります。

社宅なのですが、2年もここに住み、住めば都になっていたのですね。

帰ってきて、ぐっすり、眠る事ができました(^^)



白河も、何ヶ月後かには、きっと都となるのでしょう。


コメント (6)
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