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新潟市の歯科医院すずきデンタルクリニックで働くメンバーが日々の思いを綴るブログです。

新体制スタート

2018-03-02 | Weblog



こんばんは。
新潟市の歯科医院、すずきデンタルクリニック、歯科医師の堀です。

「雪は天から送られた手紙である」とは雪の結晶の研究で知られる物理学者、中谷宇吉郎さんの言葉。今年は本当にたくさん届きました。

カーポートのない我が家では、出勤前に車の屋根に積もった雪を下ろし、帰宅後は、駐車場の雪かきをして車を停め、ひと汗かいてからやっと家に入るという日の連続でした。20年来使ってきたママさんダンプも、寿命なのか柄がボキリと折れるハプニングもありました。昨日からは春の嵐が吹き荒れました。雪に翻弄された冬も終わりがみえてきました。そろそろ梅の花が咲き始めるでしょうか。桜も待ち遠しいですね。

この冬、むし歯ではないのに歯が痛い、しみる、歯茎が腫れた、と来院される方が多かったように思います。歯ぎしりや噛みしめなど、歯に力がかかるようなことがなかったかお聞きしています。加えて、この冬は氷点下続きの厳しい寒さと大雪、寒くて歯がガチガチ当たることはなかったですか?雪かきで歯をくいしばりませんでしたか?とお聞きしたりしました。

歯を健康に維持するには、必要以上の力が歯に加わらないようにコントロールすることも重要です。

歯に為害作用を及ぼす力として代表的なものには、歯ぎしり、くいしばり、上下の歯を無意識に接触させてしまう歯列接触癖などがあります。
特に、睡眠時の歯ぎしり、くいしばりは、覚醒時には再現できないほどの大きな力が、繰り返し加わるので注意が必要です。

噛み合わせると痛い、しみる、歯がすり減る、欠ける、詰め物が取れる、歯が割れる、歯周病が悪化する、顎関節に痛みがある、頭痛、肩こりなど様々な症状を引き起こします。場合によっては抜歯を余儀なくされることもあります。

リラックしている時には、口唇は閉じますが、上下の歯列の間には安静位空隙と呼ばれる2mm位の隙間が空いているのが正しい状態です。上下の歯が接触するのは、会話の時、食事中に咀嚼する時だけで、1日のうちで20分程度と言われています。

歯列接触癖がある場合は、目につくところに「歯を離す」と書いたものやマークを貼って、それを目にしたら上下の歯を離すことによって、習慣付けすることが有効です。
睡眠時の歯ぎしり、くいしばりにはマウスピースを装着することが有効です。
気になる症状がありましたらご相談ください。

歯科衛生士の高橋さんが2月いっぱいで退職され、今日から新体制です。マンパワー減も痛手ですが、高橋さんのふんわり優しい笑顔が見られなくなったことがとても寂しく感じられます。親子以上に歳は違いますが、医院では先輩。柔らかな物腰で、誠実な人柄、どれほど助けてもらったことでしょう。新天地でもみんなの信頼を集め、良い人生を送られることと思います。高橋さん、元気でね、またね。

新生 すずきデンタルクリニック、スタートです。情報交換を密にして、院長を中心にチームワークよく診療を進めていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




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