こんばんは。
新潟市の歯科医院、すずきデンタルクリニック、歯科医師の堀です。
今年に入ってからの大雪と氷点下続きには本当に驚かされます。今日もお昼頃には日が差して青空が出ていましたが、午後からはまた吹雪きです。通勤の道中は地吹雪や凍結で身の危険を感じる程です。自然の猛威の前に、只々、命を最優先に考えて行動するのみと思いました。佐渡や市内西蒲区で水道管の凍結、破裂で断水が続いているようです。佐渡出身のスタッフの実家も断水で大変、不自由していると聞きました。水は生活に無くてはならないもの、一刻も早い復旧を祈っています。本当に春が待ち遠しいですね。
もうすぐ2月です。以前、このブログで院長が紹介してくれた作家吉本ばななさんの言葉、「2月は1年で最も寒い季節だが、春の予感が充満しているので一番好き」を知ってから、2月になると寒空の下、雪の下で出番を待ちわびる春の面々が頭に思い浮かび、何だか楽しい気分になります。2月の良さを改めて感じるようになりました。
2月と言えば節分と立春ですね。今年もお屠蘇気分も抜けないうちから、スーパーやコンビニの店頭では恵方巻きの宣伝が始まっていました。ポスターやチラシには豪華な海鮮太巻など、どれも美味しそうです。
昨年末に、日本人の食文化の調査で、伝統食、行事食と言われるものでは、若い人たちの間では、おせち料理よりも恵方巻きの方が食べられていると報道されていました。若者のおせち料理離れが進んでいるようです。このお正月もせっせとおせちを作った身としては、ちょっと寂しい気もしますが、これも時代の流れなのでしょうか。
恵方巻きを知ったのはいつのことだったでしょうか。10数年前だったでしょうか。関西地方の節分の風習とのことでしたが、唐突に現れて、あれよあれよと言う間に広がり、以前は節分といえば豆まきでしたが、もしかしたら、今では恵方巻きの方が認知度が高いのかもしれませんね。
我が家もこの日ばかりは海苔巻をいろいろ作ります。その年の縁起の良い方角を向いて、願い事をしながら黙って一本食べ切ります。今年の恵方は南南東だそうです。
「鬼は〜外、福は〜内」と豆まきもします。家族は多分、誰も付き合ってくれないと思われるので、自作自演?一人芝居?のぼっち豆まきになりそうです。
巻き寿司を作るのも、食べるのも節分だけ。豆まきをして落花生を食べるのも節分だけになってしまいました。年に一度のことですが、日本の伝統行事、大切にしたいと思います。
年が明けて1ヶ月、お正月にランニング中に転んでケガをしたり、風邪をひいたり、どちらも自分の不注意、不摂生によるものですが、新年早々、何だかサエない幕開けになってしまいました。
旧暦では、節分は大晦日、立春は新年の始まりということです。仕切り直しです。恵方巻き、落花生、おいしいものを食べて福を呼びこみ、心機一転、良い年になるよう頑張りたいと思います。
この1月、雪の合間にのぞく青空や白鳥達の様子を写したものです。梅の便りももうすぐ、ふきのとうもそろそろ顔を出し始めるでしょうか。そこここで春の予感が充満してきています*\(^o^)/*