新潟市内の桜はずいぶん散ってしまいましたね。
冬の雪の多さから今年は例年よりも開花が遅くなるのかな?
と思っておりましたが・・・。
やはり温暖化なんでしょうね。
コロナ禍での2年目の桜となりました。それでも春はやってくる!
当
すずきデンタルクリニック も新年度、新体制でスタートです。
今回のブログは矯正担当小栗がお届けいたします。
冒頭のお話に関連して先日ニュースで面白い話を聞きました。
よく気象情報で『例年と比べ』と用いられますが
この『例年』が4月からリセットされたそうです!
というのも『例年』とは過去10年間の気象データをまとめたもので、
昨年度まではデータベースが2001年〜2010年の10年間だったものが
今月から2011年〜2020年のデータに切り替わったそうです。
『!?』皆さんこうなりますよね?
実際その通りで
『例年』のデータが切り替わり
データベースごと温暖化で気温上昇しているので
若干とは言え例年との差がマイルドになるようです。
それがいいのか悪いのかは分かりませんが、
2030年までに脱炭素目指しましょう!
余談が長すぎましたが今回の本題に入ります。
この春休み中にも何人もの方の矯正相談を行い、
治療の内容やタイミングなど説明させていただきました。
症例によって差はありますが、参考になればと思い
この場を借りて大まかな矯正治療の内容をお話します。
まず矯正治療の流れですが
①相談
②矯正検査(歯型、レントゲン、口腔内写真等)
③診断(治療方針の決定)
④動的矯正治療(歯を動かす期間)
⑤保定観察(動かした歯の安静を図る)
といった段階があります。
治療の時期や内容によって
期間、料金に違いがございますが
基本的に矯正治療は自費診療となります。
治療の時期としましては
大きく分けると
第I期治療(混合歯列期 小学2年頃〜小学5年頃)
第II期治療(永久歯列期 小学5年生〜歯と歯ぐきが健康なら何歳でも)となります。
その他にも部分矯正治療、歯周矯正治療といった分類もあります。
いざ矯正装置を装着して治療を始めると、月に1回程度の調節が必要となります。
永久歯列の治療(第II期治療)では、噛み合わせ改善のため歯を間引いて、
その空隙を利用して歯を動かして行く方法もよくとられます。
そういった場合だと30回程度の調節回数を要します。
期間でいえば30か月(約2年半)となります。
この期間を考慮すると中学・高校入学して直ぐに矯正治療を開始しないと
動的治療が卒業までに終わらなくなってしまいます。
中学生であればまず進学する高校も同一地域と思われ、
高校生になっても治療を続けられますが、
大学進学で県外に行く予定の高校生は困ってしまいます。
治療途中で他院に紹介するにしても、
通っていただくにしても予定以上の料金がかかってしまうため、
治療自体を躊躇せざるを得ない場合もございます。
また就職活動で外資系の就職考えていた大学生が、
歯並びを治した方がよいと言われて、
慌てて矯正相談に来たという話も聞いたことがあります。
そういった意味ではこの新学期のスタートに併せて
矯正治療をお考えいただくのもいいかいと思われます。
個人個人で治療内容、期間、料金は違ってきますので
矯正治療を検討中で迷っている方は是非この機会にご相談ください。
以上小栗でした。