OCNユーザー最大400万件のメールアドレス流出か サーバに外部から不正プログラム
ITmedia ニュース 7月24日(水)22時41分配信
NTTコミュニケーションズは7月24日、ISP「OCN」の会員サービス「OCN ID」のサーバが外部から不正アクセスを受け、最大約400万件のメールアドレスと暗号化されたパスワードが流出した可能性があると発表した。
OCN IDは「OCNメール」「OCNマイページ」などへのログインに使う会員サービス。同社によると、23日に、同IDを管理するサーバに5つの不審なプログラムファイルを発見。プログラムやログなどを調べたところ、サーバが外部から不正アクセスを受け、同ID用のメールアドレスとパスワードを外部に送信しようとするプログラムを仕込まれたことが判明したという。
ただちに同プログラムを無効化したが、最大で約400万件のメールアドレス・暗号化されたパスワードが外部に流出した可能性があるという。現時点では顧客情報の流出被害は確認されていないという。
流出した可能性のあるパスワードは暗号化されているが、該当するユーザーには個別にメールで連絡し、パスワードの変更を呼び掛ける。
今後、サーバのセキュリティチェックや監視を強化し、外部への情報流出の可能性も調査する。同社は「今回の事象を厳粛に受け止め、再発防止に全力で取り組んでまいります」と謝罪している。
<農業環境技術研>3カ月前にコメの豊凶を予測 手法を開発
毎日新聞 7月22日(月)10時21分配信
農業環境技術研究所(茨城県つくば市)は、収穫の3カ月前にコメと小麦が豊作か不作かを予測する手法を開発したと発表した。「不作が予測された国への緊急食糧援助計画を立案するなど、国際的支援に役立てられる」と説明している。21日、英科学誌「ネイチャークライメートチェンジ」(電子版)に掲載された。
同研究所には、1982年から25年間の世界の穀物収穫量などを記録したデータベースがある。同研究所の飯泉仁之直(いいずみとしちか)研究員らは、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)が所有する気候変動予測のためのスーパーコンピューター「地球シミュレータ」を活用。収穫3カ月前から収穫時期までの気候予測に基づいて、対象栽培地域の気温と土壌の水分を算出、そこから収穫量を予測する手法を開発した。検証の結果、82~2006年の各年で、世界のコメ栽培地域の約2割で実績に近い予測ができた。小麦でも同様の結果が出た。
飯泉研究員は「気温と土壌の水分という単純なデータだけで、これだけ予測できた。より精密なデータを利用することで、予測可能な地域は広がる」と話している。【相良美成】
子供向けのロボット作成ワークショップ「Brooklyn Robot Foundry」
japan.internet.com 7月21日(日)6時2分配信
なにこれ、楽しそう。Brooklyn Robot Foundry では子供向けにロボット作成のためのワークショップを開催しているようだ。
最近は子供向けのプログラミング教室などが流行っているが、実際に手を動かして「モノ」を作ることができるこうしたワークショップも良いだろう。また子供ならではのびっくりロボットができちゃいそうで親としても楽しいのではなかろうか。
日本でもやったら流行りそうだな、と思うのだがどうですかね。
サイト名:Brooklyn Robot Foundry
http://brooklynrobotfoundry.com/
記事提供:百式
クロマグロのゲノム解読=養殖技術への貢献期待―水産研究センター
時事通信 7月17日(水)21時32分配信
独立行政法人の水産総合研究センター(横浜市)などは17日までに、クロマグロの全遺伝情報(ゲノム)を解読したと発表した。クロマグロの生態や行動を知る手掛かりとなり、養殖技術に役立つ可能性があるという。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。
同センターによると、クロマグロのゲノム約8億塩基対のうち9割以上に当たる約7億4000万塩基対を解読。計2万6433個の遺伝子を特定した。このうち、視覚をつかさどる遺伝子を詳しく調べたところ、緑や青の光の感知に関する遺伝子が他の魚類より多く存在していることが判明。海の中で高速で泳ぐクロマグロが緑から青の微妙な色の違いを認識できることが分かった。
こうした遺伝子の変化は数千万年前に起きたとみられ、マグロの仲間が出現した時期と一致。視界の多くが青い色で占められる海洋表層での生活に適応した結果と考えられるという。
研究チームには同センターのほか、東京大、九州大、国立遺伝学研究所(静岡県三島市)の研究者が参加している。
海王星に14番目の衛星=NASA
時事通信 7月16日(火)12時9分配信
【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は15日、ハッブル宇宙望遠鏡を使った観測の結果、太陽から最も遠い惑星である海王星の14番目の衛星を発見したと発表した。
衛星の直径は12マイル(約19.3キロ)以下。海王星の衛星の中で最も小さい。米探査機ボイジャー2号が1989年に海王星を通過した際も、発見できなかった。海王星から約10万5250キロ離れた円周軌道上をめぐっており、公転周期は約23時間という。