鉄人 須藤 將のホームページ

ホームページとして利用しています。モータージャナリスト、Webコンサルタントとしての活動をここに記載します。

「水素ロータリーがル・マンを制覇する日」その73

2009-10-04 07:35:04 | 車・バイク
2009年1月、トヨタレース監督兼渉外担当の大橋孝至は、TMG会長兼チーム代表の冨山務に、F1ドライバーのラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリにF1スケジュールの合間を縫ってル・マンに参加する手配をしていた。その2人を富士スピードウェイの24時間耐久走行に参加してもらい、関谷と3人で走行する相談を冨山にした。 丁度、F1のシーズンオフの時期なのでドライバー達も快く承諾してくれた。 関谷は、 . . . 本文を読む

【鉄人】電気自動車の将来と未来のクルマ社会を占う《前編》その5

2009-10-03 07:37:51 | 車・バイク
ハイブリッド車の低価格化の先駆けとなったのが、09年2月発売のホンダ「インサイト」だ。インサイトは、燃費性能を重視した1.3L SOHC4気筒ガソリンエンジンを搭載して、発進や加速に必要なトルクの不足をモーターで補完する、モーターアシストのパラレル方式ハイブリットシステムを採用している。仕組みはプリウスと比べると単純だが、低コストで軽量・コンパクトなのが優位点だ。  バルブ可変機構を備 . . . 本文を読む

「水素ロータリーがル・マンを制覇する日」その72

2009-10-03 07:36:40 | 車・バイク
2号車もピットインさせてチェックしたところ1号車同様ネットにごみが付着していた。 22スティント目に入ったとき、2号車のトランスミッションが渋り始め、4速に入らなくなった。ピットインさせてチェックしたところベアリングが焼きつきぎみになっていた。 練習を兼ねて、トランスミッションの交換作業を行なった。 1号車のトランスミッションにも同様な傾向が出始めていた。ピットインさせてチェックしたら、インターク . . . 本文を読む

クラウド・コンピューティングその56

2009-10-03 07:31:54 | Webマーケティング
英国ではインターネット広告費が初めてテレビ広告費を抜き、同国で最大の広告媒体になった。(ロイター)2009年10月01日(出典アイティメディア) 2009年前半、英国のインターネット広告支出は4.6%増加した。マイナス17%という広告市場全体の成長率を上回り、テレビを超えて同国最大の広告媒体となった。 業界団体Internet Advertising Bureau(IAB)の半期に1度の調査報 . . . 本文を読む

【鉄人】電気自動車の将来と未来のクルマ社会を占う《前編》その4

2009-10-02 10:31:08 | 車・バイク
そしてプリウスの特徴は、動力分割機構を持つことだ。エンジンで発生した動力を、直接タイヤに伝えて駆動力にする割合と、発電機に伝えて発電する割合をコントロールできる。さらにモーターが発生する駆動力も、動力分割機構を通じてタイヤに伝える。 バッテリー残量が十分ならば、発進時はエンジンを使わずにモーターだけで走行する(EVモード)。バッテリー残量が不足すると、停止時でもエンジンを始動して充電を . . . 本文を読む

「水素ロータリーがル・マンを制覇する日」その71

2009-10-02 10:28:07 | 車・バイク
2009年2月、24時間耐久テストの開始である。 片山が、日米のドライバーに、ドライビングのポイントを伝えた。コーチの寺田洋次郎とロジャー・マンデビルがロータリーエンジンの特性を熟知しているので、実走行の指導は彼らに任せた。 1号車は、日本人ドライバーの片山、武智、従野、2号車はアメリカ人ドライバーのマンデビルJr、ダウニングJr、ボーレンJrとした。 習熟走行に最初の1日を当て、走行した。水素ロ . . . 本文を読む

【鉄人】電気自動車の将来と未来のクルマ社会を占う《前編》その3

2009-10-01 08:40:14 | 車・バイク
97年12月発売の初代プリウスに搭載した「THS(トヨタハイブリッドシステム)」は、駆動用のエンジンとモーター(回生ブレーキ時には発電機になる)のほかに、発電専用の発電機を持っているのが特徴だ。これらの3つの要素を、プラネタリー(遊星)ギアを介して組み合わせ、それぞれの駆動力をコントロールして配分することで、低燃費を実現している。2代目プリウスからはモーター出力向上などの改良を加えて、「T . . . 本文を読む

「水素ロータリーがル・マンを制覇する日」その70

2009-10-01 08:38:32 | 車・バイク
由香里は、広島に帰ると、夫の杉浦から素晴らしいプレゼントを受けた。排気管への水噴射のエンジンが仕上がって、しかも690hp/9000rpmを確保していた。 松本からも、ミッションの対策としてクロムモリブデン鋼の歯車にレーザービームによる歯面の焼入れ処理を施した部品が研究所から出来上がってきたと報告を受けた。 他の対策も年内にできあがってきた。 早速、太田の下でこれらを組み込んだマツダ797が完成し . . . 本文を読む