淡々とした走りが続き、18時間目の順位に変動がなかった。
マツダ3号車は少しずつ差を詰めていった。
トヨタ6号車がマツダ1号車に追いついてきた。
マツダ1号車は、9200rpmマックスで走行してポジションをキープした。
19時間目の順位にも変動がなかった。
変化が起こった。
トヨタ4号車が第21スティントを終了してピットイン。燃料補給、タイヤとブレーキディスクの交換に約12分のピットストップを用 . . . 本文を読む
トヨタ6号車にもハイペース走行する指示が出た。
トヨタ6号車がマツダ2号車に追いついた。スリップストリームを利用してアルナージュのコーナーでマツダ2号車をパスした。
大橋(真)監督は、マツダ2号車をそのまま9100rpmマックスで走行させた。
トヨタ4号車とマツダ3号車の激戦は続いた。
BMW9号車が、マツダ1号車に追いついた。
大橋(真)監督は、マツダ1号車に必要に応じて9200rpmマックスで . . . 本文を読む
BMW9号車は、さらにマツダ1号車を捉えるべくペースを上げた。
トヨタ5号車が、右後輪をパンクさせてピットインした。パンクしたタイヤがカウルを損傷したため、タイヤとブレーキディスク、カウルの交換、燃料補給を行なって、約15分のピットストップの後にピットアウトした。
トヨタ4号車が第14スティントを終了してピットイン。燃料補給、タイヤとブレーキディスクの交換を行なって約15分でピットアウトした。
プ . . . 本文を読む
マツダ3号車が第1シケインを抜けるとき、トヨタ4号車と並んだ。ユノディエールの直線では、トヨタ4号車に先行されたが、スリップストリームに入れた。ユノディエールの直線に続くアルナージュの高速コーナーを使ってトヨタ4号車をパスした。
再び、マツダ3号車がトップに立った。
今度は、トヨタ4号車が激しくマツダ3号車を追い上げてきた。
トヨタ4号車がユノディエールの直線でスリップストリームを使ってマツダ3号 . . . 本文を読む
夜の帳が下りると、淡々とした走りで朝をむかえるのであるが、今年は白熱した戦いが続いていた。
白熱した戦いが続いているサーキットをよそに、観客たちは寝袋にくるまりながらチーズをかじり、ワインやマティーニを楽しむのである。そして、もう一つの夜のル・マンが出現する。サーカスのテントや大道芸人、ワゴンサービスにも人の波は果てしなく続いていた。
8時間が経過した時点で、トヨタ6号車が8位に順位を上げた以 . . . 本文を読む
量産車のパーツがベースでも本格的なスポーツカーを作り得るはず
62年登場の初代「ロータス・エラン」。エンジンは英国フォードのファミリーカー「コルチナ」がベース(画像クリックで拡大)
東京モーターショーで注目を浴びたスポーツコンセプト3車を振り返ってみたが、「志ざしありて凛々しく、艶やかな」本格的なスポーツカーは見受けられなかった。
1950~60年代には、英国のロータスやフラ . . . 本文を読む
プジョー13号車のオイル圧に異常が生じた。
ピットインして、オイルポンプの交換で1時間21分のピットストップ。おおきく後退した。
トップのマツダ3号車が、左全輪をパンクさせてピットイン、すぐにタイヤ交換してコース復帰した。今までのアドバンテージがなくなり2位のトヨタ4号車との差がわずかになったが、依然として1位をキープしていた。
6時間が経過した時点で、トップがマツダ3号車、2位トヨタ4号車、3 . . . 本文を読む
力の誇示のように感じるレクサス「LFA」
レクサス「LFA」は、やはり「志ざしありて凛々しい」本格的なスポーツカーとは言い難い。いわゆる“スーパーカー”のジャンルで、「トヨタでもこれぐらいのクルマが作れるのだ」という力の誇示のように感じる。
新開発の4.8L V10エンジンを、フロントに搭載して後輪を駆動。最高出力412kW(560PS)/8700rpm、最大トルク480Nm(48. . . . 本文を読む
その後は、順位に変動なく3時間が経過した。
トヨタ6号車がテルトルルージュで、左後輪タイヤをバーストさせて安定を失い、コースアウト。どうにか自力でコース復帰してピットにたどり着いた。
リヤカウルを剥いで、サスペンションの点検に時間をとられ、順位を落とした。
BMW7号車も右前輪をパンクさせてピットインした。サスペンションの点検とタイヤ交換で順位を落とした。
4時間が経過した時点で、トップがマツダ . . . 本文を読む
ホンダCR-Zはスポーツカーではないが、良くできたFFスポーツクーペ
ホンダ「CR-Z CONCEPT 2009」は、非常に良くできたFF小型スポーツクーペだ。このクルマも本格的なスポーツカーではないが、スポーツカーを追求しようという「志」は感じる。
スタイリングはFFパッケージングをベースとしながら、艶を感じさせるものに仕上がっている。FFだからフロントエンドは高くならざるを得ない . . . 本文を読む
トップのマツダ3号車と2位BMW7号車、3位トヨタ4号車の差は開いたままで経過した。
トヨタ勢がそろって攻勢に出てきた。トヨタ4号車がBMW7号車、トヨタ5号車がマツダ1号車、トヨタ6号車がBMW9号車にアタックしていった。
トヨタ4号車がユノディエールの直線でスリップストリームを使ってBMW7号車と並び、すぐにアルナージュの高速コーナーに飛び込んで頭を抑えた。
マツダ1号車が第2スティントを終了 . . . 本文を読む
本格的なスポーツカーを目指すなら、エンジンを前後の車軸内に置くミッドシップにして、重量物をできるだけ車体の重心点周りに集め、クルマの向き変えに影響するヨー慣性モーメントを徹底的に小さくしなければならない。サスペンションの形式やチューニング以前に、まずヨー慣性モーメントが小さい前後重量配分50:50の基本的なパッケージングを作ることが必須条件なのだ。
フロントエンジンのFR車の場合、前車 . . . 本文を読む
土曜日の朝、コンチネンタル風の朝食をとってパドックに向った。
パドックは昼のウォーミングアップ走行の準備で活気があった。
順調にウォーミングアップ走行も終了し、決勝スタートの3時を待つのみである。
スタート前のミーティングで、由香里は昨夜の作戦会議の結論を全員に話した。
各人の役割、分担を確実に実行し、チーム全員の力を優勝に向けて結集しようと結んだ。
クルーから優勝と力強い声が起こった。
スター . . . 本文を読む
FT-86はトヨタと富士重工業の共同開発で、スバル伝統の水平対向4気筒エンジンを搭載するのが特徴だ。だがFT-86のスタイリングには、通常の直列エンジンよりも全高が低く、全長が短いという、水平対向エンジンの特徴を生かしたオリジナリティーがない。
水平対向エンジン搭載のFRという構成は、60年代にトヨタが生産していた「トヨタ・スポーツ800」や初代「パブリカ」に例を見るぐらいで、現在のク . . . 本文を読む
金曜日は、朝からマツダ797Bを決勝用のエンジン、ミッションに換装する作業が進められていた。夕方までには換装作業が順調に終了した。
ピットの整備と決勝用の消耗部品の用意をして、クルーはホテルに引き上げた。
夕方から、恒例のACO主催のパーティがル・マンで一番伝統のあるホテル・コンコルドで開催された、由香里と杉浦、大橋(真)、上月、太田、芦屋、寺田、マンデビルたちは正装をして出かけた。美雪と大橋 . . . 本文を読む