ハロプロ関連のサイトって、このブログのようなキワモノはもちろん、まじめなつくりのファンサイトですら無断で肖像写真を使ってますよね。これはパブリシティ権の侵害といえると思うんですが。
ただこの無断使用を、もしなんらかの方法で取り締まったとして、それがアップフロントの利益になるかといえば微妙なところです。
インターネットをつかってファンの関心を惹きたい、そんな思惑をアップフロントが抱いていることは、SNSやブログ、人気投票など最近のWEB企画の多さをみればわかります。
へたに取り締まるなどしてインターネットをファンの住みにくいところにしてしまっては不利益にもつながりかねません。
ハロプロの場合、マスメディアへの露出の減少をインターネット上の露出がおぎなって人気を持続している、これは私見ですが長く観察してきた者の実感として、そんな面があります。
パブリシティ権を侵害しているやつばらはハロプロの広告塔として、アップフロントと一種の共生が成り立っている、アップフロントもそれを承知して黙認している、といった感じじゃないんでしょうか。
結局、パブリシティ権自体は損得の問題であり、利にさといアップフロントが放置しているということは、広告効果があるからか取り締まりにかかる手間だけ赤字になるからか、放置したほうが得だということでしょう。