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東京サンフィッシュ

落語ときものとマンガとマンボウを愛するコピーライター(こやま淳子)のブログ。

時代の女子アイコンができるまで@B&B

2013年09月30日 17時50分50秒 | マンボウ日記
先日の28日土曜日、そう「あまちゃん」が終わってしまったあの日、

下北沢のB&Bで黒須美彦さん×秋山具義さん×菊池亜希子さんのトークショーがあり、

その進行役を務めさせていただきました。

発端は、黒須さんがいま下北沢に住んでいらっしゃるという話から、

「じゃ、B&Bでなにかやってくださいよ」とまるでスタッフのような体で私が持ちかけ、

あれよあれよという間にすごいメンバーがあつまり、実現した企画でした。

女優の菊池亜希子さん効果で、チケットはあっという間に売り切れ。

広告の話をみっちりやるつもりでしたが、客層的にいうと菊池亜希子ファンが多いだろう、

という黒須さんと秋山さんの判断もあり、

当日はかなり「菊池亜希子よ、どこへいく」話になりましたが、とてもおもしろかったです。

菊池さんはモデルや女優であると同時に、クリエイターなんですよね。

終わったあとは、黒須さんに「ほり川」という野菜のおいしいお寿司屋さんにつれていってもらい、

黒須さんのご自宅もちょっと見せていただいたりして、とても楽しかったです。

楽しい遊び。

次回はお三方が映像企画の会議をやるということになっております。


chooめくりカレンダー2014

2013年09月12日 13時31分06秒 | マンボウ日記
今年もでます!

私が言葉を書かせていただいている、

choo choo日和 choo(週)めくりカレンダー。


今年でもう3年目になりました。

ちょっとだけ中の文章をご紹介すると、

「私に興味のない男は、すべて草食系ってことにしてますから。ええ。」

「しあわせは、しあわせそうな人のところにやってくる。」

「大丈夫。がんばってるときって、滑稽に見えるものなんです。」

こんな文章が、choo chooの絵に合うと、なぜかすごくかわいく見えてきます。

買ってください(ストレートな要望)←こればっかですが。



しあわせまでの深呼吸。

2013年09月05日 13時26分04秒 | マンボウ日記
先日も書きましたが、10月に写真詩集がでます。

しあわせまでの深呼吸。

タイトルは、編集者の尾高さんが考えてくれました。


樹の写真詩集っていう最初の企画を聞いたときは「なんだそりゃ!? 誰が買うの??」って思いましたが(笑)

なかなかよい本になったのではないかと思っております。

コトノハっていうしね。


ちょっと落ち込んだとき、眠れない夜、

ココロに酸素が足りなくなったときに、パラパラめくっていただければ幸いです。

10月10日発売。買ってください(ストレートな要望)w

おひさしぶりです。

2013年08月26日 18時04分05秒 | マンボウ日記
しばらくブログ書いてないなーとは思っていましたが、

こんなに書いてなかったとはびっくりしました。

最後の更新が今年の1月って。

もうそろそろ今年も3分の1くらいしかないっつーのに。

その間、なにをしていたかというと、なんと結婚していました。

エイプリルフールに入籍したこともあって、まわりからほとんど信じてもらえませんでしたが、

もうかれこれ5ケ月近くも誰かと同居してヒトヅマをやっているというのは、

本人も信じられないような事態であります。

まあそのことはおいおい書こうと思いますが、きちんと仕事もやっております。


今年もchoo choo日和のchoo(週)めくりカレンダーが9月に発売するのと、

10月には二見書房さんから、写真詩集を出させていただくことになりました。

まだタイトルも決まってないんですが…。タイトルってむずかしい。

「ウェブはバカと暇人のもの」「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」「伝え方が9割」

のような秀逸なタイトルをつけたいですが、

私の本はそういうんじゃないからなあ。

ともあれ、また詳しくはここに書きますので、よろしくお願いいたします。


あけましておめでとうございます。

2013年01月03日 13時17分27秒 | マンボウ日記
正月はおおみそかから1日だけ実家に帰り、

あとは仕事をしております。

年賀状は、choo choo日和 週(choo)めくりカレンダーの1枚目と同じ画像&コトバで

デザイナーの大滝由子さんにつくっていただきました。

「さあ、できっこない抱負を言うなら、いまのうちですよ。」

今年もよろしくお願いいたします。



ホームページリニューアルしました。

2012年11月13日 09時28分25秒 | マンボウ日記
iWebがなくなってしまったため、自分で編集できなくなり、

しばらく放置されていたホームページ。

このたびやっとリニューアルされました!

http://www.koyamajunko.com/

スペシャルサンクス to 新藤さん、引地さん!です。

前回の流れを汲むシンプルで見やすいサイトにしていただきましたが、

なんか今回は動きとかプロがつくったっぽい!つくりになっておりますw



ガールズ・インパクト。

2012年10月10日 08時33分30秒 | マンボウ日記
一昨日(10/8)国連大学で行われた

「ガールズ・インパクト~ガールが世界を変える~」というイベントにいってきました。



10月11日に第一回目を迎える国際ガールズ・デーを記念したイベントで、

国連広報センター所長の山下真理さんや、国際NGOプランの国際本部副本部長、それからガール・スカウトの方々などがきてました。



妊娠・出産時に亡くなっている女の子は、一日に800人。

人身売買されている子どものうち、女の子の割合は80%。

5歳までに亡くなる女の子は、70%。
(それも下痢やマラリヤなど、治せるはずの病気で)

知ってるつもりでいたけれど、改めて世界の女の子の置かれている現状に息をのむような思いでした。





ネパールで、寒い日に薄着だけで歩いている女の子がいた。

その家の男の子は学校の制服などをちゃんと着ていた。

「彼女はなぜあんな格好を?」と母親に尋ねたら、返ってきた答えが「Because she is a girl(女の子だから)」。

それが、プランがBecause I am a Girlキャンペーンをはじめたきっかけだそうです。

そのキャンペーンの一環として、プランが国連に働きかけてきた結果、今年から国際ガールズ・デーが施行。

でもって、その10月11日(あしたですね)、読売新聞夕刊に、Because I am a Girlのマルチ広告出します。

1面です。見てください。(コピー書きました)



会場にきてくれたミュージシャンの池田綾音さん、粟村杏衣さんと。



彼女たちのボスで、友人であるJonnaさん。




ガール(&元ガール)の輪、ひろがります。




其礼成(それなり)心中。

2012年08月12日 22時33分48秒 | マンボウ日記
曾根崎心中にハマるあまり、これも見てきた。



三谷幸喜が文楽に初挑戦して描いた「曾根崎心中のその後」。

もちろん三谷幸喜だから、そんなにマトモな文楽は期待してなかったのだが、

いやもう、かなりめちゃくちゃ。時代考証完全無視。

笑いあり。ツッコミあり。なんでもあり。

ミラーボールやネイリストまで出てきたし。

しかし一方で、曾根崎心中が大ヒットしたせいで心中ブームが起こったという

歴史的事実をもとにしていたり、

近松門左衛門が出てきて作品論を語ったり、

ちゃんと文楽好きな人も楽しめるつくりになっていたのである。

ああ、あの人形は、こんなギャグっぽい動きもできたのか、とか、

あのかけあい、一人の太夫さんが演じ分けてるとは思えない、とか、

ふだんの文楽では「そういうもの」としてあまり考えないような、

太夫さんや人形遣いの方々のスゴさにまで意識が及ぶ。

現代人のテンポに合うストーリーと文楽の組み合わせが新鮮で、

演じる側もとってもイキイキして見えた。

まあ、文楽通の人はどう思うのかわからないけれど、

なによりも三谷幸喜の「文楽への愛」が感じられてよかったと思う。

そんなわけで、曾根崎心中にハマった夏。

そろそろ終盤に入ります。

曾根崎心中。

2012年08月07日 04時08分24秒 | マンボウ日記
曾根崎心中
クリエーター情報なし
リトル・モア


先週末、大阪の国立文楽劇場で、曾根崎心中を見てきた。

文楽は、人に誘われるままに何度か見ていたが、

そしてそれなりに楽しんでいるつもりではあったのだが、

この曾根崎を見て、ああ、こんなにおもしろいものだったのか。

と、はじめて文楽の魅力がわかった気がした。

最後の心中シーン、三味線だけになる場面が本当に色っぽく、

人の死をこんなにエロく描いた江戸の芸能って、やっぱりとてつもないと思ったのだった。


じつはこれを見る前に、予習として、角田光代の小説「曾根崎心中」を読んでいったのである。

もしかしてそれは同族嫌悪的な何かなのかもしれないが、

角田光代って、女っぽくてちょっと苦手だなあと思っていた。

でもこの「曾根崎心中」は、よかった。

その女っぽさが、この世界にはぞくぞくするほどハマっていた。


「心配おまへん。まちごうたときはすぐにわかる。その恋がうまくいかなんだら、すぐわかるんや。

あてらが不安になる恋、苛々する恋、信じられへん恋、会えん恋、すれちがう恋、

ぜえんぶ、まちがいなんや。運命の人やったら、何ごともすんなりいくもんやで」


これを読んで見る人形浄瑠璃は、たぶん100倍おもしろかったような気がする。

ちなみに会場は、橋下さん文楽批判発言の影響か、かなりにぎわっていました(笑)。

坂之上洋子さんのこと。

2012年07月22日 00時29分11秒 | マンボウ日記
先日、坂之上洋子さんにお会いしました。

いろんな企業や団体のブランディングやコンサルタントを手懸け、

「犬も歩けば英語にあたる」「結婚のずっと前」などの著書もあり、

『ニューズウィーク』の「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれたこともあるという、

なんだかすごい御方で、ツイッターでは少し会話を交わしたことはあったのですが、

ある日メディアファクトリーの方経由で「坂之上さんがこやまさんに会いたいそうです」との連絡が。

そしてMFの坂之上さん担当の井上さんと、「choo choo日和」編集者の岸田さんに取り持っていただき、

ランチ会が実現したのです。それはそれはもう、ど緊張。

でもお会いしてご挨拶するなり、そのすごいすごい洋子さんは

「私、ファンなんです~。こやまさん天才だと思います!」

ひょえええ。ちょっとなにこれ。夢?

私だって洋子さんの本、大好きなんですよう。

洋子さんは、もっとバリバリした感じを想像していたんですが、すごくやわらかくて、おもしろくて、

だけど凛としていて、アイデアに満ちていて、何時間でもお話していたい、と思うような素敵な方でした。

そしてchoo choo日和のことを、何度も何度も褒めてくださいました。

洋子さんはたくさんお仕事されている傍らで、人のために無償で動いたり、NGOなどの支援活動にいくつも携わっていたり、

でもそれがすごくナチュラルで無理がなく、

「それで世の中がよくなるんだったらねえ」

などと満面の笑みで言って嘘っぽさが全くない、という奇跡のような人格。

それは、いつか必ず何かにつながる、ということを信じていらっしゃるのでした。

お話していると、自分もなんでもできるような気がしてしまう。天然モノのポジティブオーラ。

ああ。すごくいい出会いをもらえた。私はこの先この人に、とっても影響されてしまうだろう。

と、その夢のような会食が終わってから、じわじわと思ったのでした。

世界は広くて、まだ出会っていない人やモノの考え方がたくさんあるのかもしれないなあ。

だからこれからも、ワクワクしながら生きていこうと思います。

洋子さん、井上さん、岸田さん、ありがとうございました。