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東京サンフィッシュ

落語ときものとマンガとマンボウを愛するコピーライター(こやま淳子)のブログ。

終戦の日。

2009年08月16日 16時00分06秒 | マンボウ日記
時間があいたので、きのうは実家に帰っていた。

実家といってもサイタマだけど。

隣のおうちも改装したんだよとか、

おむかいのお姉ちゃんとこの娘さんはもう看護学生なのよう、とか、

同級生のたっちゃんは、二度目の結婚で、

いきなり子供ができた(しかしおそらくあれは連れ子だろう)とか、

ひとしきりご近所の噂話を聞いたあと、父親がしんみりと語りだした。


8月15日といえばね、思い出があってね。

64年前、満州にいた父親一家のもとに、赤紙というやつがきて、

おやじ(つまり私のおじいちゃん)は戦場に、

他の家族は疎開先に行くというので、

リュックに荷物をつめて、水杯をかわした。それがあの日だった。

なにかの発表があるというので、それを聞いてから出かけるか、

といってみんなで聞いた正午の玉音放送。

なんだかよく聞き取れなくて、なんのことだかわからなかったけど、

大人たちが「負けた」と言っていたので終戦を知った。

いちおうおやじは出かけていって、そしてすぐに帰ってきた。

もし1日ずれていたら、戦死していたかもしれない。


それは、子供の頃から、何度も何度もくりかえし聞いた話だったけれど、

はじめて話すことのように、父親はしんみりと語った。

私と母も黙って聞いた。

オバマさんが核のない世界を、といった影響なのか、

きのうのテレビ番組は、いつもより原爆特集とか、

核問題特集とかが多かったように思う。

そのせいで昔を思い出してしまったのだろう。

父は75歳。そんな思い出話を、これからもひとつでも多く聞いてあげなくちゃ。

そんなふうに思った。

若手芸人ドリームマッチ

2009年08月11日 18時12分01秒 | マンボウ日記
日曜日の放送だったが、「ドリームマッチ09 真夏の若手芸人祭り」を見た。

旬な若手芸人が組み合わせを変え、

10日間でネタをつくって披露するという番組だった。

これ、若手芸人じゃないパターンを見たこともあるが、毎回なかなかおもしろい。

それぞれの組が、ネタをつくりあげるまでの様子も見せてくれるので、

「笑いというクリエイティブ」がどのようにできていくのか、よくわかるのだ。

話し合って企画をつくっていく様子なんかは、

コピーライターとアートディレクターの打ち合わせによく似ている。

するするとできる組み合わせもあるし、

もう行き詰まって飲みにいくしかないカップリングもある。

それぞれの企画の質というか、考え方のズレも出る。

ナイツの塙は、オリラジの藤森が出してきた「ツッコミ案」に、

「なにそれ? それ、ツッコミじゃないよね?」

と真顔で言い放っていた。

「彼、全然考えないですね。僕がしっかりつくってこようと思います」

カメラに向かって、そんなことまで言っていた。

言われた藤森も、ストレスがたまっただろう。

塙の気持ちもわかる。

あれだけの実力を持ちながら、下積みの長かった、

先輩芸人としてのプライドもあるんだろう。

たいして技術もないくせにスタイルだけで売れやがって。

そんな気持ちで「武勇伝」を見ていたんだろう。

藤森のテンポとかリズム感を生かせるのは、やっぱり中田なんだろう。

ま、中田と小島よしおの「勢いコント」は、意外とおもしろかったんだが。

そんなコンビがコンビであるゆえんを思わせてくれた組み合わせもあれば、

オードリーの若林とノンスタイルの石田という、

いきなり息の合ってしまった新コンビもあった。

あの漫才は、たしかにドリームマッチだったと思う。

でも春日がいるからオードリーは売れたんだろう。

若林と石田の2人は、やはり見た目が地味だった。

ノンスタイルは、井上のほうも頑張っていたなあ。

個人的には、あそこにハイキングウォーキングとかも入れてほしかったけど。

コピーライター1年生。

2009年08月05日 07時42分44秒 | マンボウ日記
風邪も治り切らないのに、がんがん仕事している。

きのうは制作の1年生たちのネーミング案を見る会に狩り出された。

10人ほどの若手が、大量のネーミングをつたなくプレゼンしていく。

人のプレゼンやコピーを見てると、いろいろとわかることがある。

もうちょっとゆっくりしゃべったほうがいい。

聞くほうは、意外とついていけていない。

理屈が通っていることと、コピーがチャーミングかどうかは、また別である。

前書きがすごくいいのに、コピー見ると拍子抜け、

みたいなことが、ままあるのだ。

まあ若い子は、がんばって「通りそう」なコピーつくるよりも、

思い切り自由に、おもしろいコピー書いたほうがいいんじゃないかな。

その場で笑いとれれば、まずは愛されるわけだし。

愛されれば、コピーも通りやすくなる。

ま、自分が若手の頃は、そんなこと絶対にできなかったけど。

夏風邪は、○○がひく。

2009年08月02日 13時11分28秒 | マンボウ日記
風邪をひきました。

きのうから声がでません。

きょうは知り合いの落語家さんたちのお祭りにいこうと思っていたのに。

1980円のユンケルと、マルチビタミンと、液体のカコナールと、

葱や生姜たっぷりのサムゲタン。そして12時間睡眠。

あらゆる手を尽くしたけれど、今朝も声は出ず。

ふう。でも無理しすぎていた私には、いい休息かも。


ユンケル2本。

2009年08月01日 00時40分56秒 | マンボウ日記
忙しいのに、新規の仕事も、呑み会も、断れない私。

きょうはユンケル2つも飲んだのに、へろへろだった。

500円前後のユンケルは、3時間くらいで切れることを知った。

当然、出すコピー、出すコピー、いまいちだった。

なにをやっているんだろう。

週末は、寝よう。とりあえず。寝なければ。

寝ることも仕事なのだ。

モデルさんは、肌を荒らさないために寝るだろう。

コピーライターは、コピーを出すために寝なければ。ぐう。