だいぶ時間たってしまいましたが、あれは2月の16日。
平日なのでヒヤヒヤしましたが、万難を排して行ってきました。
柳家喬之進改め小伝次さんの真打披露パーティ。同じさん喬一門のさん助さんと合同でした。

場所は、東京ドームホテル。ここ、なかなかいいホテルでしたよ。

とても立派になって…会場の前でお会いしたとき、ちょっとうるっときました。
いろいろ調べると、真打披露パーティって、披露宴みたいなものらしいと。
だから着物も格式の高い二重太鼓を締めて行くのがふさわしいと思ったので、
めずらしく付下げを着てみました。
モダン好きなので、あまり付下げっぽくないですが…。

ご祝儀も3万円包みました。
が、会場に入ってみると、なんとステージの真ん前の主賓席!
隣にはらくごカフェの青木さんがいるし、
同じテーブルには一之輔さんの会を長年主催してる方とか、
もう落語ファンの重鎮(笑)のような方ばかり。
こんないい席にしてくれるなんて、まさか思っていなかったのです。

あーもっとご祝儀包めばよかったか…などと少し後悔。
小伝次さん、ごめんなさい。そしてありがとう。
これからも落語会いっぱい行くからね。
そしてパーティ開始。
らくごカフェの青木さんの乾杯からはじまり、

正蔵師匠、権太楼師匠のスピーチ。


たしかに結婚式のような運びですが、違うのは、スピーチがぜんぶおもしろいこと。
落語家の方はもちろん、ファン代表の方も落語好きなだけあって、
なんだかみんなおもしろい(or おもしろいことを言おうとする)方々なのです。
なかでもおもしろかったのが、三K辰文舎(柳家小せんさん、入船亭扇辰さん、橘家文左衛門さんによる落語家バンド)。

「ときがくれば~つたない君も~真打になると気づかないまま
いま春がきて~君は~真打になった~♪」
という、「なごり雪」の替え歌がめちゃくちゃ笑えました。
そしてこういうときにはお約束らしい、市馬師匠のエンドレスな歌謡ショー。

最後はもちろん、小伝次さん、さん助さんのスピーチと、さん喬師匠によるお言葉で終わったのでした。


スピーチを聞きながら、ぼんやりと思ったこと。
ここ2年くらい、結婚したり、忙しかったこともあって、あまり落語に通えてなかった私なのに、
昔のことを覚えていて、こんないい席に招待してくれた小伝次さん。
その小伝次という名前も、さん喬師匠がずっと誰かにつけたかったのに、
喬太郎さんも左龍さんも拒否し、「喬四郎まで拒否しやがった」(笑)という名前らしいのです。
が、元喬之進の彼は、「小伝次をください」を自ら言ったとか。
「お前いい奴だなあ」と師匠。
小伝次さんは、これからもその素直な性格で、きっとすくすくといい落語家さんになっていくんでしょうね。
そして私自身は、「過去の自分に助けられる」ということもあるのだなと、
しみじみ思った次第です。
過去に何も考えずがんばってたこと、熱を入れていたことが、
時間差でご褒美をもってきてくれるというか。
よし、今年はまた落語に通うぞ。
そんなわけで、
とにかくはじめて来た真打披露パーティだったので、忘れられない楽しさでした。

東京ドームホテルのお料理も、とても美味しかったです。
このあと3月には、三遊亭司さんの会にもお呼ばれしましたが、またそれは違ったおもしろさでした。
(でもちょっと力尽きたので、また気が向いたら書こうと思います…)
平日なのでヒヤヒヤしましたが、万難を排して行ってきました。
柳家喬之進改め小伝次さんの真打披露パーティ。同じさん喬一門のさん助さんと合同でした。

場所は、東京ドームホテル。ここ、なかなかいいホテルでしたよ。

とても立派になって…会場の前でお会いしたとき、ちょっとうるっときました。
いろいろ調べると、真打披露パーティって、披露宴みたいなものらしいと。
だから着物も格式の高い二重太鼓を締めて行くのがふさわしいと思ったので、
めずらしく付下げを着てみました。
モダン好きなので、あまり付下げっぽくないですが…。

ご祝儀も3万円包みました。
が、会場に入ってみると、なんとステージの真ん前の主賓席!
隣にはらくごカフェの青木さんがいるし、
同じテーブルには一之輔さんの会を長年主催してる方とか、
もう落語ファンの重鎮(笑)のような方ばかり。
こんないい席にしてくれるなんて、まさか思っていなかったのです。

あーもっとご祝儀包めばよかったか…などと少し後悔。
小伝次さん、ごめんなさい。そしてありがとう。
これからも落語会いっぱい行くからね。
そしてパーティ開始。
らくごカフェの青木さんの乾杯からはじまり、

正蔵師匠、権太楼師匠のスピーチ。


たしかに結婚式のような運びですが、違うのは、スピーチがぜんぶおもしろいこと。
落語家の方はもちろん、ファン代表の方も落語好きなだけあって、
なんだかみんなおもしろい(or おもしろいことを言おうとする)方々なのです。
なかでもおもしろかったのが、三K辰文舎(柳家小せんさん、入船亭扇辰さん、橘家文左衛門さんによる落語家バンド)。

「ときがくれば~つたない君も~真打になると気づかないまま
いま春がきて~君は~真打になった~♪」
という、「なごり雪」の替え歌がめちゃくちゃ笑えました。
そしてこういうときにはお約束らしい、市馬師匠のエンドレスな歌謡ショー。

最後はもちろん、小伝次さん、さん助さんのスピーチと、さん喬師匠によるお言葉で終わったのでした。


スピーチを聞きながら、ぼんやりと思ったこと。
ここ2年くらい、結婚したり、忙しかったこともあって、あまり落語に通えてなかった私なのに、
昔のことを覚えていて、こんないい席に招待してくれた小伝次さん。
その小伝次という名前も、さん喬師匠がずっと誰かにつけたかったのに、
喬太郎さんも左龍さんも拒否し、「喬四郎まで拒否しやがった」(笑)という名前らしいのです。
が、元喬之進の彼は、「小伝次をください」を自ら言ったとか。
「お前いい奴だなあ」と師匠。
小伝次さんは、これからもその素直な性格で、きっとすくすくといい落語家さんになっていくんでしょうね。
そして私自身は、「過去の自分に助けられる」ということもあるのだなと、
しみじみ思った次第です。
過去に何も考えずがんばってたこと、熱を入れていたことが、
時間差でご褒美をもってきてくれるというか。
よし、今年はまた落語に通うぞ。
そんなわけで、
とにかくはじめて来た真打披露パーティだったので、忘れられない楽しさでした。

東京ドームホテルのお料理も、とても美味しかったです。
このあと3月には、三遊亭司さんの会にもお呼ばれしましたが、またそれは違ったおもしろさでした。
(でもちょっと力尽きたので、また気が向いたら書こうと思います…)