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東京サンフィッシュ

落語ときものとマンガとマンボウを愛するコピーライター(こやま淳子)のブログ。

choochoo日和カレンダー発売しました。

2014年10月10日 09時01分06秒 | マンボウ日記
毎年ご好評いただいている「choo choo日和カレンダー」2015年版は、
月めくりになりました。


カワイイchoo choo本舗のイラストに、
毒カワイイコトバを書かせていただいてますw




サイズは大きくなり、ハガキとしても使える仕様に。
枚数減った分、コトバは厳選しなくちゃいけなくて、
週めくりよりなんだか大変でした…w


ちょっと中のコトバを紹介すると、



「おしえて神さま。この物語の主人公は、私ですか。あの女ですか。」



「人生にもときどき雨が降る。自分をやわらかくするために。」



本日発売です。
choo choo 日和 月めくりカレンダー http://ow.ly/Cx2Gw


津田大介さんが事務所に来た。

2014年09月22日 17時49分50秒 | マンボウ日記
先週、太田出版のカルチャー誌「ケトル」の連載ページ
「ワセ女でいこう」の取材で、あの金髪の津田大介さんが事務所にきました。



津田さんとお会いするのは初めてではなくて、そもそも2010年のこと。

まさに雑誌「ケトル」を後に生み出すことになる、博報堂ケトルの嶋浩一郎さんに

「早稲田出身なの? それ、もっと言ったほうがいいよ。
いま津田大介がいろいろ言ってるから、ワセジョはキテるんだよ。
言ったほうがモテるよ!」

と言われたことがきっかけでした。

その頃、津田さんの名前も「なんかネットで有名な人」くらいしか知らなかった私ですが、

「いまワセジョがキテると聞いたんだが、本当なんだろうか。ワセジョがモテたことなんかないのに」

と、ツイッターでつぶやいたところ、なんと即座に津田さんにフォローされたのです。
(どんだけ「ワセジョ」検索してるんだっていう…笑)

そしてその数日後、ネットニュース編集者の中川淳一郎さんと、
共通の友人のMMちゃんと飲もうということになったとき、
中川さんに
「津田さんも誘ってくださいよ。ワセジョが誘えばたぶん来るから」
と言われました。

いくらワセジョ好きだからって、会ったこともない女からの誘いで来るだろうか?
津田さんと仲いい中川さんが誘えばいいのに…と思いながらも、ダイレクトメッセージを送りました。
「あの、ワセジョの者ですが、こんど中川さんとかと飲むんですが、よかったら来ませんか?」

そしたらなんと本当に津田さんはやってきました…(笑)
ま、もちろん中川さんがいたからだとは思いますが。

そして何故津田さんがワセジョが好きなのか?
その理由や、奥さんもワセジョであることなどをお聞きし、
すっかり私はワセジョとしての誇りを取り戻すことができたのです。

だってワセジョは虐げられてきた存在。
早稲田の男子はモテるけど、早稲田の女子はまったくモテず、
早稲田のサークルなのに「ワセジョお断り!」なんて言われる存在でした。
当時、ワセジョの友人は「女子大ってウソついて合コンに行く」
なんて子もいたほど。それも白百合とかフェリスとか、素敵な女子大すぎるとウソっぽいから、
わざわざちょっと無名な女子大の名前を語ったりするような周到ぶり。
私自身も「ワセジョは差別用語ですから」などと自虐ネタを言ったりしていたのです。

その後、私はどうしても津田さんにワセジョ本を出してほしくて、
出版社の方との飲み会をセッティングしたりしたものですが、
やはて津田さんはネットジャーナリストとしてどんどん忙しく有名になり、
すこし遠い存在になっていきました。

あれから4年。TVやラジオでよく見かけるようになった津田さんが、
ワセジョ連載のために私の事務所に来ることになるとは。
なかなか感慨深いものがありましたが、
私は津田さんの望むワセジョじゃないんじゃないか、
などとインタビュー前はちょっと不安になったりもしました。

しかしそこは津田さん、さすがのインタビュー能力。
子供の頃からの性格や人生遍歴などを聞かれているうちに、
どんどん自分でも忘れていた恥ずかしい過去を語ってしまい、

いかに自分が向こうみずだったかとか、いい加減だったか、などが、
明かされてしまう対談となりました。

結果的にそれが「ワセジョっぽい」ということみたいです。
本当にワセジョ褒められてるのかな、あの連載…。

そんなケトル「ワセ女でいこう」。10月15日発売らしいです。
http://www.ohtabooks.com/publish/kettle/


浴衣ケーサツ

2014年08月26日 13時55分55秒 | マンボウ日記
今年も麻布十番祭りに行ってきました。



震災以来、地元商店街以外の部外者の出店は出せなくなってしまったんだけど、
かえってそのせいで、
登龍がハルマキを売ったり、右京がトリュフおにぎりを出したり、
更科堀井が海老の天ぷらをふるまったり、
祭りなのにグルメ!というのが、このお祭りの特色として際立ってきた気がしましたね。

私は毎年、冨麗華の総菜(北京ダック、黒酢酢豚、松の実チャーハンetc)を買うのが
いちばんの楽しみ。
ちなみに写真で飲んでいるのは、はせがわ酒店が出品していた獺祭三割九分です。
すごい飲んだくれな感じですが。


若い子の浴衣を観察していると、
それは合ってるんですか?
と聞きたくなるような着こなしが多くておもしろい。

間違ってるかもしれないけどカワイイから許す、と思う子もいれば、
着くずしてるつもりかもしれないけど、くずれてるだけだからそれ、
と指導したくなるような子もいました。

浴衣っていうのは和服のなかでも最も格の低いものなので、
金糸の入ったような格の高い帯を合わせるのはかなりオカシイ。とか、

コテンコテンな古典柄の浴衣なのに、
いきなり髪飾りだけオーガンジーのふわふわしたやつだと超絶浮いてみえる。とか、

かと思えば、あきらかに下駄ではない木靴をはいて、
カラフルな髪を大きく結い上げてる子がいたけど、
あれはあれでああいうファッションなんでしょうね、と認めざるを得なかったりとか。

ビールを飲みながら通りすがりの子をみて浴衣ケーサツごっこをするのは楽しかったです。

半幅帯の上にふわふわした化繊の兵児帯をするのが流行ってるみたいで、
ああいうのは若いからこそ似合う着くずしで、うらやましい気もちょっとしました。

まあオバサンにはオバサンにしか似合わない浴衣がある。
夏は終わってしまうけど、もう一回くらい着れるかなあ、浴衣。





ヘンタイ美術館と京都の休暇。

2014年08月19日 15時22分12秒 | マンボウ日記
ちょっと時間がたってしまいましたが、
8月4日「ヘンタイ美術館第2回 やりすぎバロック」に来ていただいたみなさん、
どうもありがとうございました。



相変わらず、キレッキレの山田五郎さんのヘンタイ美術解説。
すばらしかったですね。
私のような美術シロウトにも、とってもおもしろく理解できる内容でした。

当日の様子は、しらべえさん、ポストセブンさんで記事にしていただいてます。

ポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20140816_271757.html


しらべえ
http://sirabee.com/2014/08/05/1615/


ヘンタイ美術館の小和田愛学芸員によるレポートもUPされております。
http://ism.excite.co.jp/art/rid_E1407911939004/


そしてこのまえの週末、ヘンタイ美術館の女子スタッフメンバーで、
京都の五郎さんイベントにいってきました。



京都大修学旅行。もう15年くらい続いているイベントらしいのですが、
このメンバーだからおもしろくないわけがない。

みうらじゅんさんが、人生の最期には「あーおもしろかった!」って言いながら死にたい、
という話をされていて、いざというときすぐに言えるように日頃から練習してる、なんて話とか、
もうすごく笑えるんだけど、なんだかじわじわと人生観変わるような深みもありました。

次の日は京都市美術館のバルテュス展に行き、
谷崎潤一郎の陰影礼賛に出てきたという「わらじや」に連れていっていただきました。



クーラーのない茶室で、汗をだらだらかきながらビールを飲み、
いただいた「うぞうすい(鰻の雑炊)」は格別おいしかったです。


ヘンタイ美術館オープンしました。

2014年07月03日 12時29分06秒 | マンボウ日記
山田五郎館長のもと設立された「ヘンタイ美術館」。

昨日Facebookにてオープンしました!

(なぜかリンク貼れないので、Facebookで「ヘンタイ美術館」を検索するか、
以下のURLを直接入力してみてください)
http://urx.nu/9OQh

ロゴ(&モナリザのアイコン)は、
ななんとあの秋山具義さんがつくってくださいました!!

五郎館長のヘンタイ美術家話を楽しく読んでいくと、
いつのまにか西洋美術通になれてしまう(!?)という素敵な美術館です。
トーク&美術展情報と、五郎さん情報もアップされていきます。
どうぞよろしくお願いします~。

※写真は山田五郎館長とヘンタイ美術館スタッフ、そして秋山具義さんです。



竹迫さんのVEGANIE

2014年06月09日 17時15分29秒 | マンボウ日記
コピーライター仲間の竹迫さんがエシカルファッションブランドを
立ち上げたのが記事になってました。

博報堂グループ出身のコピーライターがエシカルファッションブランドを立ち上げ
http://www.ethica.jp/7719/


昨年、ご連絡いただいて、寄付先として公益財団法人プラン・ジャパンをご紹介しました。
その関係で竹迫さん&プランジャパン主催の
ガールズデーのトークイベントに出させていただいたりして、
そこからまたいろんな方と知り合えました。
すてきなつながりに感謝です。

VEGANIE本当にかわいいブランドです。応援してます!

TCCリレーコラム

2014年06月05日 12時39分17秒 | マンボウ日記
東京コピーライターズクラブ(TCC)のリレーコラム、10年ぶりにまわってきました。

今週一週間わたしがコラムを書き、次またどなたかにまわすシステムです。

http://www.tcc.gr.jp/relay_column/show/id/3645


毎日コラム書くってなかなかしびれます。

と言いながら長々書いてるじゃないか!と思われるかもしれませんが、逆なんです。

私の場合、書くのはわりと速いんですが、削る作業に時間がかかる。

だから時間がないと長いままになってしまうんです。言い訳か。

とりあえず最近の仕事のことなど3日分かきました。今日は何を書こうかなあ。



哀愁のレオ。

2014年04月28日 14時22分21秒 | マンボウ日記
お天気のいいGW。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
きょうはうちのレオちゃん(写真)と一緒に事務所きてます。

兄弟のように育ったチョビが昨日から入院していて、
(昨夜、病院で死にかけましたが、なんとか回復してるみたいです)
いつも二匹でいるのに今日は一匹なせいか、
ここまで来るのにもグズグズと歩かず、いまもなんだか元気なくて哀愁の表情。

いつもケンカしてるし、チョビが撫でられてると邪魔しにきたり、
チョビを出し抜いて可愛がられようとしたりするくせに、
やっぱりひとりだとさびしいんだなあ。

もう13歳だし、そのうちどちらかは先に死んじゃうのに、
こんなことで大丈夫かなあ。ふう。


エイプリル記念日。

2014年04月01日 11時42分22秒 | マンボウ日記
顔を上げて歩くために、桜は頭上に咲くのかな。(chooめくりカレンダー2012)



きょうは結婚記念日であると同時に、
博報堂を辞めてフリーになった記念日でもあります。
こやま淳子事務所も、なんと今日から5年目に入りました。
早いなあ。

お世話になっているみなさん、ありがとう、ありがとう。
そしてこれからもよろしくお願いします。

記念日がこんなすてきな桜の季節でよかったなあ。
みなさんにもエイプリルフールの入籍や独立をオススメしますw

女の子・ビー・アンビシャス@国際ガールズデー

2013年10月13日 13時28分18秒 | マンボウ日記
先週10月11日、2回目の国際ガールズデーに、
エシカルファッションとBecause I am a Girlのコラボイベントのトークセッションに参加しました。
http://huglobe.org/2013/09/21/girls-day-2013-ethical-fashion/


トーク相手は、
R ethical jewelry代表・星まりさん、Feliz代表・柿本可奈子さん、
そしてこのイベントの主催であり元コピーライター仲間でもある、VEGANIEのディレクター・竹迫千晶さんという、
いずれもエシカルファッションブランドの女性起業家さんたち。
みなさん本当に素敵な方々で、1時間のトークはあっという間。
私は、Because I am a Girlキャンペーンのコピーライターとして、
世界の女の子の現状とか、支援のいまなどについてお話しました。




会場はすごく盛況で、オシャレなガールや元ガール、元ボーイたちがたくさん。
広告クリエイターの方や、ソーシャルマガジンの編集者さんなども来ていて、
いろんな方とお話できて楽しかったです。





エシカルファッション自体は、ちょっと割高だと感じてしまうこと
(それはエシカルな製作行程でつくってるから当然なんだけど)、
日本で求められる品質のものを途上国でつくる苦労など、いろんな課題があることもわかったけれど、
楽しみながら支援できるって、すばらしい。
改めて女の子のポジティブなパワーを感じつつ、私もいろいろ買ってしまいましたw
(あ、いただいたものもあります。ありがとうございました)




トーク後「写真一緒に撮ってください」と話しかけてきた子は、まだ高校生。
彼女は子供の頃、ミャンマーに行ったときに現地の女の子たちに取り囲まれて
「あなたの服と私の服、交換して」と言われた経験から、
エシカルファッションの仕事を志すようになったとか。

そして学校の作文に、私のコピー(13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。)を引用したと言ってくれました。
なんだかとても素直なオーラに満ちていて感動し、こちらも元気をもらいました。

がんばってね。そしてできれば、素敵なブランドをつくってね。
エシカルファッションというだけでは、人は見向きもしない。
そこにまず可愛い!素敵!というのがなければ。
正しいだけのコピーが、人を動かせないのと同じように。



こんな風に、楽しんでワクワクしながら道を切り開いていく。女の子って、ほんとうにすごい。
来ている人たちがみんなキラキラしている、とても素敵なイベントでした。

Because I am a Girl