東京サンフィッシュ

落語ときものとマンガとマンボウを愛するコピーライター(こやま淳子)のブログ。

富士見台「牛蔵」

2010年10月29日 12時22分05秒 | おいしい店
きのうは、Kさんという、おいしいものに命をかけているおじさま(笑)に声をかけていただいて、

富士見台の牛蔵という焼き肉屋さんへ。

練馬の奥まではるばる行ったわけだが、それだけの価値あるお店だった。

大人8人で狂ったように食べ、ビールやマッコリもフツウに飲んで、1人5000円弱。

しかも肉は、極上のおいしさなのである。

特にとろけるようなサーロインは忘れられない。

幸せって、焼き網の上にあったのね。

Kさんによると、なんでも叙々苑に卸している肉屋さんだとか。

19時スタートとかの時間だと、すでに3月まで予約いっぱいで、

当日、席を取ろうとする人々が、お昼の12時から並んでいるらしい。

そのため昨日は21時スタートだった。

そんな遅い時間にしこたま肉を食べたので、体重が1kgほど増えてしまった…。

まあ仕方ない。

たまには美味しい肉を食べないと、生きている意味がないですからね。

AXIS落語会

2010年10月17日 23時09分32秒 | 落語日記
先週の木曜日は、六本木AXISへ花緑さんを聞きに行った。

「デザイン提案体」であるAXISが、初めて開催した落語会で、

テーマは「落語はデザインに通ず」。

じつはこれ、友人のTさんが世話人で、いろんな経緯を聞いていたこともあって、

とても楽しみにしていた落語会だった。

演目は以下の通り。


目黒のさんま 柳家花緑

中入り

トーク 柳家花緑+高橋理子(HIROCOLEDGE代表)+アクシス編集長

紺屋高尾 柳家花緑


花緑さんの目黒のさんまは、何回か聞いているが、かなりアレンジされたもので、

これが、かなりおもしろい。

志村けんが元ネタであるという、すっとんきょうなバカ殿さまが登場したり、

「タイです。まったくだるいよねー。やんなっちゃうよ。ざけんなよ」

という「冷めたタイ」が登場したりする、飛ばしまくった目黒のさんまなのである。

私は落語初心者を落語につれていくなら、まあ喬太郎さんをのぞくとすれば、

ぜひともこの花緑さんの目黒のさんまをオススメしたい。

案の定、200人満席の会場は爆笑の渦。私の隣に座っていた落語初心者の2人も、お腹を抱えて笑っていた。

アーティスト高橋理子さんとのトークもとてもおもしろく、

(これは改めて、もっとゆっくり深くやってほしい対談だった。

HIROCOLEDGEは、新しく実験的なきものやてぬぐいを展開する、素敵なブランドなのである)

そのあとの紺屋高尾が、またよかった。

前半からガラっと変わって、小気味のいい語り口とじんわりと感じさせる大人の落語。

それでいて、気持ちがビンビン伝わってくる。

落語を知らない人に楽しんでほしい、何かを感じてほしいという、

はっきりとした意志が、そこにはあった。

ふだん落語をやらないあの場所だからこそ、出会える花緑さんがいたと思う。

4回シリーズでやるというAXIS落語会。次回は2月の予定だそうです。

スワロ・マンボウ

2010年10月05日 21時02分52秒 | マンボウ日記
母とおそろいでマンボウのブローチを買った。

スワロフスキーのもので、写真じゃよくわからないけど、

カッティングがとても美しくキラキラしている。

「こういうタイプがいちばんスワロフスキーらしい作品なんですよ」

銀座スワロの店員さんが丁寧に説明してくれる。

「マンボウに、なにかゆかりがあるんですか?」

ふと聞かれて、私は素直な気持ちでこう答えた。

「いえ別に。特に理由はなく、ただマンボウが好きなんです」

いままで同じことを聞かれると、

「癒されるから」とか「のんびりしてる様子に憧れる」とか、

あるいは20歳のときに訪れたサンシャイン水族館で、

まるで動かないマンボウのやる気のなさに衝撃を受けたとか、

いろんな理由を述べてきたけれど、結局わたし本当は、

特に理由はなく、ただマンボウが好きなのかもしれない。

それって本当の愛ってことだろうか。

どうでもいいけど。