まかないさんは今日も行く

うちで育てているネコ様のブログです。

もうまたねと言わなくてもいいね ー すったもんだな話1

2021年09月27日 14時48分07秒 | ちび

前回から話が続いています
長くてすみません、笑。

今回の話は話がそれていて、獣医探しにすったもんだした話なので、ご興味のない方は
とばしてから読んでみて下さい。

チビちゃんを午後5時過ぎには捕獲できており、カぷおを捕獲した時に行った獣医は午後8時まで開いているのでそこに連れて行くことにしました。
8時まで開いているし、感染症の検査をしてもらうだけなので簡単にすむなと思いました。
向かう前に電話したら連れて来て下さいということだったので向かっていました。
ジャマイカ人のおばちゃんの家の方向なので車は別で行きました。
向かっている途中でおばちゃんから電話があり、そこから電話があり断られたと言われました。

は?

コロナだからなのか、野良猫を連れて行くからと言ったからなのか、満員だというのはウソだと思いました。
満員だったらすぐに断られていたと思います。
でもカぷおを連れて行ったのになぁ。
コロナからいろんなことも変更されているので以前と同じって考えたらだめなこと多々とありますね。

そこからいろいろな獣医に電話しました。

雨も降り始めてじめじめしていやな汗もかき始めました、笑。
今だから笑えるけど。

2人で電話しまくり、2、3件かけて予約でいっぱいだと断られて、ことの深刻さに気付きました。
もしかして今日のことにならんのんじゃないん?
この時点でもう6時を回っています。

話がそれるので深く書きませんが、アメリカ人の大移動が始まっておりまして、
ワタシの州は来られてしまう州なので、正直困っています。
いろんなことが不足なのです。物だけでなくサービスも。
獣医の忙しさもきっとそれもあるでしょう。

行きたくもなかったけど仕方なく救急病院にもかけました。24時間営業です。
「開いているけど獣医がいない」
「24時間営業なのに?」
「はい」
は?
「24時間営業なのに獣医がいない?おもろいこと言うね」これは心の声ではありません。
「はあ」

助手席には洗濯ネット入りの猫がキャリーにいます。
家に帰ってバスルームに入れて、またキャリーに入れることできるん????
修羅場?
いやいやいや、絶対いや、今日中に片づけたい。

ジャマイカ人のおばちゃんが連れて来てもいいっていった獣医があると言いだしました。
検査費用は$125。
は? 
天ちゃんの時は$50くらいだったけどなと思いながら、でも修羅場より$125払おうと思いました、笑。

どこ?ってきいたら、
「分からないのよ」
は?
今だから笑えるけど、その時、なんとも言えない感情がわきおこりました。
相変わらずいやな汗をかき続けています、笑。

「どういうこと?」
「電話の履歴が残らなくてどれにかけたか分からなくなった」
は?

よくよく聞いたら、電話の調子がおかしくて電話の履歴が残らないようでした。
後から言われたのですが、あいほんの問題だそうです。
ワタシもあいほんだがなと思ったのは飲み込みました。
でもおばちゃんがあいほんを見せてくれましたが、履歴がないのです、笑。
あいほんに、は?

この獣医だと思うと言われた獣医に連れて行きました。40分くらいかけて。
ワタシも言ったことのある獣医でした。
あれだけいっぱいだったのにここの予約が取れたなんてなんか腑に落ちないなとは思いました。
受付に行くと、
「うちじゃないと思う」
と言われました。
は?

っていうか、やっぱり違ったってなりました、笑。
この時点で7時です。
もう無理だ。あーー、もう無理だ。
だいがいの獣医は7時に終わります。しかも土曜日。
ジャマイカ人のおばちゃんはまだ連れて来てもいいって言われたのよと言っています。

あー、もう無理だ、無理だ、今日中は無理だ。
修羅場だ。

仕方ないので家に帰りました。

バスルームにキャリーを置いて。
キャリーを開けてもちびは出てきません。

疲れた。
とても疲れた。

着替え終わったと同時にジャマイカ人のおばちゃんから電話があり、
「どこか分かったから行ってみよう」
って言われました。
言われた病院の名前は、絶対違うだろうと思いました、笑。
その獣医を知ってましたが、こんな時間に開いているわけない。
は?
いらっとしたので、
「電話番号おしえて」
と電話番号をきいて直接かけて誰なのかどこなのか聞きました、笑。

そこはさっき行った獣医の向かい側のショッピングプラザの救急病院でした。
うちから15分くらいです。
$125なのはいらっとしましたが、今日中に終わらせたら楽だ、そう思いました。
なによりもちびが苦しまなくてもすむ。
また着替えなおし、幸いなことにちびはキャリーから出てこなかったのでまた入り口を閉めて獣医に向かいました。

ワタシが先に着いたら、おばちゃんは迷っているようで、なかなか着きません。
大きな通りの交差点の北西にあるショッピングプラザだと言ったのに、説明をきくと南東にいます、笑。
言われた通りに来たというので、
「北から来ても南から来ても、西と東はいつも同じだよ」と言っても
「違う」と言うんです、笑。
は?
今だから苦しいくらい笑えますけど。
東西南北のことを左右と言っています。
方向音痴の基本です。なぜならワタシもそういうとこあるからです。
曲がったり、違う方向から来たら左右というのは何の役にもたちません、笑。
ひとしきり説明して救急病院にたどり着きました。

おばちゃんの名誉のために言いますが、彼女はそこそこの会社の経理の管理職をされている立派な方です。

そこの受付のおっさんは気持ち悪いくらいナイスなのです。
詐欺師にありがちななんか変なナイス感、分かって頂けるでしょうか?
アメリカだけかしら。

「私たちはいつも開いているよー。毎日営業だからね。どの休日も。休まないんだよ。ユダヤ人の休日もキリスト教の休日も。。。」
ワタシを見ながら
「中国の旧正月も」
は?
ワタシ中国の旧正月、祝いません。

料金をきいてもなかなか言わない。
これってぼったくりバーの基本のきじゃないですか?行ったことないけど。
ちびはすでに診療室に連れて行かれています。

10分くらい待たされて見積もりを持ってきました。
「まあ座って。」
座らないと殺到する金額なのでしょうか。
「血液検査して、感染症の検査もして、レントゲンもとって。血液検査したらね、これから半年は大丈夫だよ。」
は?
そんなこと頼んだか?
で、でてきた見積もりは$500超えです。
費用をおばちゃんと半分を約束していて、おばちゃんはクレカを出して払おうとしていましたが、
は?
麻酔?何で??
「検査だけして」
そういうとぼったくりバーと同じ感じなのか顔色が変わり、
「なら麻酔と検査で$320」
は?
「麻酔せずに検査はできないの?」
「できない。麻酔なんてよくすることだよ。」
は?
修羅場を避けるために$125の検査費を払うのはまあいいかとおもいましたが、少しでもなんかぼったくってやろうというのがみえみえなこいつのやり方に非常に腹がたちました。
「なら結構」
おばちゃんに相談することもなく思いっきり言いました。
「そうなの?この猫、熱がでているのに。」
は?
なんてじじいだ。ますますいやになりました。
変な新興宗教の勧誘と同じです。世の中は終わりが来るんだよとか言って不安を煽る。
グーグルかなんかのレビューに書いてやろう、このぼったくりじじいめ。

「いいの?どうするつもり?予約が取れるのかな」
は?
なんてじじいだ。このじじいは知っている。獣医がいっぱいなのを知ってて言っている。
ますますいやになりました。

そしてちびを返してもらいました。
帰り際に、気の弱そうな男性の看護師さんが
「検便はネガティブだったから」
と親切に教えてくれました。見切り発信してたんですね。
ぼったくり獣医でただで検便してもらいました、笑。
検便ができたなら麻酔しなくてもいいんじゃないか。
は???

念のため他の普通の獣医さんで日曜日の予約を取っていたので、もう今日中というのはあきらめてちゃんとした獣医に行くことにしました。

そういうわけで、ちびを捕獲した土曜日、何度も
は?
を飲み込みました。

とても疲れました。
連れまわされたちびはもっと疲れたでしょう。

その間も、もしちびに感染症があったらどうしようという不安でいっぱいでした。
そしたらまたちびを駐車場に返さないといけないのか。
まだ若いのにずっと駐車場で暮らしていくのかとか。

神様はそう簡単にワタシを安心させてはくれませんね、笑。


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