anemoneさんが個展を開催されておりまーす。
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ビリスモもいますので、ぜひご覧になって頂けたらなーって思います。
あと、がんばれがんばれ、Gaviちゃん。
心を込めて元気玉をお届けさせて頂きます。
さて、カプ蔵物語、
やっと最終回です。
笑
カプ蔵をうまく洗濯ネットに入れ、
みっちみちのキャリーに入れ。
獣医に電話。
「外の猫を保護したのですが、チェックして欲しいので
今から連れて行っていいですか?」
「オーケー」と快諾だったので、
獣医に向けて出発しました。
2,3分して、ふと。
何の音もしないなと思いました。
なきもしない。
動きもしない。
だんだん不安になりました。
あら、洗濯ネットに入れた時、首の骨でも折って、
まさか殺してしまったとか?
よかれと思ってやったのに、殺猫?
心臓がばくばくしてきました。
すぐに脇道に駐車し、
キャリーを開けても動きません。
洗濯ネットに入っていてどうなってるのかもよく見えない。
しりをぼんっと思い切り押してみました。
すると気持ち、猫の手で半歩くらいもそっと前に進んだので、
「ああ、死んでなかった」
獣医に向かいました。
20分くらいで、いつもの獣医さんでない獣医さんに着きました。
いつもの獣医さんは会社が終わった時間に開いてないんです。
遅い時間だったので、そんなに待たされるでもなく。
重いカプ蔵を連れて診療室に。
まずは看護婦さんとの問診です。
「えっと、今日捕まえたばかりなので、暴れるかもしれないんです。」
「分かりました、じゃあキャリーを分解しようね。」
ぱっかーんと開け、洗濯ネットからぼとっと出したら、こう。
拍子抜けです、いい意味で。
全然暴れるでもなく、看護婦さんと拍子抜けしてしまいました。
素直に体重計にも乗せられ。
驚いたことに、まかないさんよりも少し小さい看護婦さんが、
カプ蔵の首ねっこをつかんで持ち上げたんです。
ひー、こんな重い猫を。
カプ蔵の方もいやがってませんでした。
とてもいい子で、まかないさんになついていたので、
看護婦さんも先生も感激してくれました。
「とてもスイートねー。」とか、
「あなたのことがすごく好きなのねー」とか。
すぐに病気の検査結果も出て、何もなく。
とても安心しました。
ただ猫しらみがいました。
しっぽに近いおしりの方。
「えぇ、頬ずりとかしてたんですけど。」
「大丈夫よ、人には感染しないから。」
いやー、猫しらみに頬ずりしてた。
そーしてカプ蔵はうちの子になりました。
きたない子猫。
2年間見守り続けてきた猫。
まさか持って帰ることになろうとは。
さっさと持って帰ってたらよかったのか(笑)?
縁とはおもしろいものです。