
互いを労わり
助けあい
いつでも仲のいい
メジロカップルはまるで
比翼の鳥。
こうして寄り添う姿に
ふとそんな言葉が
浮かんだ。
浮かんだ。


「比翼の鳥」は
伝説上の生き物で
伝説上の生き物で
一眼一翼の鳥。
互いに
片方の翼しか持たないから
雄雌が寄り添い
助けあって
空を飛ぶ。
「連理の枝」
同様に
仲のいい夫婦の譬え。
空を飛ぶ。
「連理の枝」
同様に
仲のいい夫婦の譬え。



真夏なので
水浴びに興奮ぎみのメジロは
愛らしいというより
愛嬌たっぷりで
コミカル。
ここで
ヤマガラが乱入して。
ヤマガラの奥に
もう一羽のメジロ が隠れてる。



ヤマガラを残して
バードバスを飛び出した
メジロカップルは
背後の
ハナミズキの枝へ

バードバスと違って
日陰がなく
西日ガンガンのところで
ぴーったり寄り添って
羽つくろい。
春の
恋の季節にも
グルーミングしあっていたけど
写真に撮れたことがなかったので
この暑いのにくっついて
仲がいいなぁと
カメラを向けた瞬間…

仲睦まじく羽つくろい
とは見えない
ショーゲキのカオ

枝かぶってるけど
なんだか
見てはいけないものを
見てしまったような
気持ち


阿鼻叫喚の図みたいだけど
実のところ
仲よく羽つくろい中
なのです。
春は
グルーミングされてる子が
気持ちよさそうにウットリしてたのに
なんなのその顔は?
気持ちよすぎてその顔?


メジロは
真夏の水浴び中に
興奮してへんな顔になるけど
羽つくろい中も?
ラブラブなひとコマを
期待したのに
なにやら恐ろしげな場面に…
でもこれも
仲睦まじさの表われなのでしょう(たぶん)
比翼の鳥だし(強引)

ん、ちょっとかわいい。
それでも
まだ仰け反る。
どうして仰け反る。

いっしょに飛び立つ瞬間。
同じ相手に
一生添い遂げるというメジロ。
相手になにかあったら
どうするんだろう…




天にあっては比翼の鳥となり
地にあっては連理の枝とならん
__白居易
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